吉田照美 たけしに「逃げ場作るのは大事」といわれ絵を開始

NEWSポストセブン / 2014年1月12日 7時0分

 しゃべる仕事を続けて40年。今ではラジオ界ではなくてはならない存在の吉田照美(62才)。著書『ラジオマン1974~2013 僕のラジオデイズ』(ぴあ刊)では、学生時代まで対人恐怖症だったと明かしている。

 挫折続きの新人時代を経て、伝説の人気深夜番組のDJに大抜擢。以降、同局の看板番組を担当し続ける。その間に起きた、放送中に言葉が一切出てこなくなってしまった絶句事件、ニュースキャスターの木村太郎さんや俳優の天本英世さんを怒らせた事件といった失敗談も綴っている。

「災難というのは後になってみるとネタでね、人は成功譚みたいな話ばっかりすると、自慢みたいであまり喜ばないですよね。だから失敗がどれだけあるかが、ぼくは財産だと思いますね。人と親しくなるにはすごく武器になるしね。なにより、失敗談を人から笑ってもらえるのがうれしいですよね」(吉田・以下「」内同)

 本書には、尊敬する久米宏やビートたけしとのエピソードも登場する。ビートたけしとは、深夜にふたりきりで話した時に言われた“人間は逃げ場をいくつも作っておくのは大事だよ”という言葉が心に残っている。

「ぼくが絵を始めたのも、たけしさんの影響があると思います。本業以外にも逃げ場になるものを見つける。ぼくの場合はそれが絵でしたが、油絵をやるまでに、色鉛筆画も水彩画も挫折しています。でも、失敗しても、そこから得るものってあるんですよ。たけしさんが言うと説得力がありますし、言われてありがたかった言葉です」

※女性セブン2014年1月23日号

NEWSポストセブン

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