聴衆を惹きつける名スピーチ「前置き・真ん中・結び」の法則

NEWSポストセブン / 2014年4月2日 11時0分

 卒業式、入学式、入社式など、さまざまな式典が行われるこの季節。スピーチをする機会も多いはず。聴衆を惹きつける名スピーチとはどんなものなのだろうか。近著に『わが子に伝える「話し方」の技術』(小学館刊)などがある話し方研究所の福田健さんが解説する。

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 有名なのはスタンフォード大卒業式でのスティーブ・ジョブズのスピーチ。まず“これから3つの話をする。たいしたことはない、たった3つだ”と聴衆を笑わせつつ、これから何を話すかを予告しています。そして、3つの話それぞれに、聞く人がイメージしやすいような具体的なエピソードを入れる。そして結びにいちばん彼が伝えたい言葉“Stay Hungry. Stay Foolish.”で締めくくる。印象に残るスピーチには、“前置き・真ん中・結び”がしっかりしているという共通点があるのです。

 では、いざ自分が人前で話す場合はどうすればいいか。一般の人はすぐにジョブズにはなれませんし、名言を借りてもよそよそしいだけ。

 結局、自身が素直に感じたことを話すことが、いちばん好感が持てるのです。

 まず前置きの“こんにちは”とか“よろしくお願いします”という挨拶とフルネームを言って、息を整えましょう。これでだいぶ気持ちも落ち着きます。そして、真ん中のエピソード部分もできるだけ端的に。結びは、自分の言いたいことをひと言で言い切る。また、「、」や「。」で間を取って話すようにすると、より聞き手に伝わりやすくなります。

 スピーチは聴衆とのコミュニケーション。話し手と聞き手の気持ちが一体となった時、スピーチは力を発揮します。

 失敗もあるでしょうが“とにかく話す”訓練から始めることをおすすめします。

※女性セブン2014年4月10日号

NEWSポストセブン

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