石黒彩「うちの息子、外で知らない人にすぐ話しかけるんです」

NEWSポストセブン / 2014年4月16日 7時0分

 新卒採用で企業が最も重視するのがコミュニケーション能力だというが、その一方でコミュニケーションが苦手な子供も増えているという。そこで、話し方のプロである話し方研究所会長・福田健さんが、3児の母である元モーニング娘。の石黒彩さんに、子供の会話力を高める方法を伝授します。

石黒:女の子に比べると男の子って、圧倒的に口数が少ない! 女の子は滝のようにしゃべるので、学校の出来事や友達のことを把握できるのに。

福田:口が重くなるのは、それだけ何を話すべきかを自分で考えられるようになった、成長の証でもありますよ。“しゃべらない”にも2つあって、「話したいことがあって、言う言葉を吟味して考えている」場合と、「言葉がすぐ出てこない」場合がある。前者は、悪いことじゃありません。無理に聞き出そうとせず、大人が見守りながら“待つ”ことが大事ですね。

 後者は、言葉の多さ(語彙)や反射神経の問題なので、練習してもいいかもしれません。例えば、家族で即席のお題を出して、それに対して何でもいいから思いつくことを話させるんです。お題は「野球」でも「信号」でも、とっさに目についたもので。

石黒:スピーチですね!

福田:そう。最初は20~30秒しか話せないと思いますが、誰かが話したことについても「どう思う?」と話を振り、感想をつなげていくうちにだんだん長く話せるようになるんです。

石黒:なるほど。ただ、うちの息子、外で知らない人にすぐ話しかけるんですよ(笑い)。「おじさん、何やってんの?」とか…。

福田:いいことじゃないですか!

石黒:一見コワモテの人にも言うので、ドキドキするんですけどね(苦笑)。「うちに遊びにこい」と誘われたこともあったらしく、断ったと聞いて「セーフ!」とホッとしました。

福田:それはすごく重要な体験ですよ。話してみて、危ないと思ったら引き返す。会話もナイフと同じで、“危ないから持たせない、使わせない”と、いざという時使えなくなってしまうんです。

石黒:長女が人見知りなのは、過保護すぎたのかなと思うことがあります。最初の子なので、なんでも先回りしてやっちゃってたかなって。

福田:過保護というのは、“ベタかわいがり”のこと。でも石黒さんはきちんと対等に会話をされていますから、大丈夫だと思いますよ。先程も言いましたが、言葉を選ぶ慎重な性格は、悪いことじゃないと思います。ところで、日本人はほめるのが往々にしてヘタなんですが、どうされてます?

石黒:「すごいねー!」はよく言いますし、一緒に喜ぶようにしています。単に陽気なママって感じですが(笑い)。もし結果がイマイチでも、本人が必死で頑張ったうえでの結果ならOK。

福田:一緒に喜ぶというのがいちばん。感極まって抱きしめるのだって“ほめる”です。そして、結果ではなく経過をほめることもいいと思います。

石黒:私の父がすごく「愛してるよ」と言ってくれる人で、100%愛されていると疑わずに育ちました。それが支えになっているから、子供たちにもたくさん「大好き、愛してる」と言ってあげてます。

福田:思春期で多少言葉が荒くなったり少なくなったりしても、“愛されている”“つながっている”という前提があれば、あまり心配ありません。

石黒:最近反抗期で(笑い)心配していたんですけど、よかった。これからも少しでも話せるよう、頑張ります!

※女性セブン2014年4月24日号

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