夏ばっぱのモデル 励ましに支えられ震災後もウニ弁当を作る

NEWSポストセブン / 2014年4月17日 7時0分

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震災後も営業続く「夏ばっぱのウニ弁当」

 昨年NHKで放映された『あまちゃん』の舞台となり、全国的に注目を集めてきた“復興の象徴”三陸鉄道が、4月6日に全線開通を果たした。久慈駅で『三陸リアス亭』を営む工藤清雄さん(77歳)、クニエさん(74歳)夫妻も、この全線開通を心から喜んでいる。

 1日限定20個のウニ弁当は、朝7時の開店直後に売り切れてしまうこともある人気商品だ。「昔は車内販売もしてたけど、年をとってできなくなったよ」──こう言って笑うクニエさんは、『あまちゃん』の夏ばっぱのモデルとしても知られている。

「震災直後はもうやめようと、お父さん(清雄さん)に弱音を吐いたこともあったけど、うちの弁当をおいしいと言ってくれるお客さんの顔が浮かんでやめられなかったの。励ましの電話や手紙からも力をもらったね」(クニエさん)

 全国から観光客を集める名物弁当は、これからも三鉄人気の一翼を担っていくだろう。

撮影■太田真三

※週刊ポスト2014年4月25日号

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