特養老人ホームの入居を望むなら実態より低い要介護認定は禁物

NEWSポストセブン / 2014年5月4日 16時0分

 厚生労働省が発表した特別養護老人ホームの待機状況の調査結果によると、特養に入所の申し込みをして待機中の高齢者は「52万4000人」に上るという。入所の順番は申し込み順だけでなく要介護度や緊急性が加味される。早く入所するためには「優先順位」を上げることが必要になる。

 要介護度の高い人ほど、優先的に入所できるので、できるだけ高い認定を受けるのがポイントだ。

 要介護認定は、市町村が調査員を派遣して本人や家族に聞き取り調査を行ない、その調査結果と、主治医の意見書をもとに行なわれる。

「嘘をついて要介護度を上げるのは絶対にいけませんが、特に認知症の場合、訪問調査のときに、本人の意識がはっきりしていて認知症に見えなかったり、主治医が認知症に詳しくなかったりして、実際よりも低く認定されてしまうことがある。

 それを避けるためには、家族は本人の日頃の物忘れや不自然な言動を記録に残し、調査員に渡しましょう。また、大学病院などの認知症の専門医に診断してもらい、診断書を主治医に渡して意見書を書いてもらうのも有効です」(ケアタウン総合研究所代表・高室成幸氏)

 実態より低い認定を受けるのだけは避けたい。

※週刊ポスト2014年5月9・16日号

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