春ドラマでかけもち多い理由 事務所とテレビ局の力関係崩壊

NEWSポストセブン / 2014年5月11日 7時0分

 今回の春ドラを2本以上見ている人ならば、俳優の「かけもち」出演の多さに気づくだろう。

 オダギリジョー(38才)は、主演の『リバースエッジ 大川端探偵社』(テレビ東京系)以外にも、『アリスの棘』(TBS系)と『極悪がんぼ』(フジテレビ系)の計3本に出演。しかも『アリスの棘』は、主人公を陰ながら助ける新聞記者役で、主要キャストのひとり。

 谷原章介(41才)も主要キャストとして『ホワイト・ラボ』(TBS系)、『SMOKING GUN』(フジテレビ系)、NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』と、同じく3本に出演している。

 香川照之(48才)も『MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜~』と『ルーズヴェルト・ゲーム』と、大作ドラマ2本の主要キャスト。どちらも同じTBS系だ。

 視聴者のなかには、「かけもち」出演に混乱する人も。

「『ルーズヴェルト』の香川さんは、『半沢』の大和田常務を彷彿とさせる悪役社長で、過剰な演技で真剣なシーンなのに笑ってしまう。

『MOZU』では、犯人を追う刑事のひとりなんですが、『ルーズヴェルト』の演技がよぎってしまって、“実は悪役だったりして”と思ったり…」(50代主婦)

 こうした「かけもち」が増えた背景には、テレビ局と芸能事務所の力関係の変化があるようだ。

「昔は“かけもち”が許されたのは、他のドラマと系統が違う時代劇の大河ドラマくらいでした。テレビ局が芸能事務所より力を持っていたため、他のドラマに出演しないように言えたんです。

 しかし、今はパワーバランスが崩れ、芸能事務所にテレビ局がかけもち禁止と言えなくなった実情があります」(芸能関係者)

※女性セブン2014年5月22日号

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