avexアイドル部門「オープン化」 大物移籍の可能性は

NEWSポストセブン / 2014年8月10日 7時0分

 エイベックスグループのアイドル専門レーベル「iDOL Street」(アイドルストリート)が、“オープン化”することとなった。これによって、外部のアイドルグループが、「iDOL Street」に移籍することができるようになる。

 2010年にエイベッスグループ初のアイドル専門レーベルとして発足した「iDOL Street」。昨年日本武道館公演を成功させたSUPER☆GiRLS(以下、スパガ)を筆頭に、Cheeky Parade、GEMという3グループが所属。さらに、その下部組織として、札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡を拠点として活動するデビュー候補生「ストリート生」がレッスンに励んでいる。

 今回のレーベルのオープン化は、すでに活動中のアイドルグループを「iDOL Street」のファミリーに迎え入れ、レーベル全体を拡大していこうという試みだ。「iDOL Street」のファミリーに参加すると、エイベックスグループのインフラを活用できるようになるとのことで、たとえば、「iDOL Street」主催のイベントへの参加、CDやグッズの販売・流通の委託、エイベックスのマネージメント部門「エイベックス・ヴァンガード」との専属実演家契約などといった“特典”があるという。

 そういう意味では、地方で活動しているローカルアイドルや、主にライブハウスなどで活動しているインディーズアイドルにとっては、「iDOL Street」のファミリーになることは、全国区でのブレイクを狙うための大きなチャンスになりそうだ。

 それにしても、アイドルレーベルが外部のアイドルに門戸を開くというのは、かなりレアなケース。一体どういう事情があるのだろうか。アイドル事情に詳しい音楽ライターは説明する。

「現在のアイドル業界は、王者であるところのAKB48グループ、近年復活しつつある老舗のハロー!プロジェクト、そしてももいろクローバーZのブレイクで人気を拡大させたスターダストプロモーションが3大勢力で、『iDOL Street』はその3つのすぐ下に位置する状況です。

 スパガもデビュー時は、プロモーションにも力が入っていたんですが、最近はちょっと一段落している感じです。当初は、メンバーの写真が大きくプリントされた『スパガバス』という専用バスを移動車に使っていましたが、維持費が大変なのか、もう乗っていません。

 いわば、そういう状況のなか、ひねり出されたのが『オープン化』というアイディアだったのでしょう。イメージとしては、新グループをゼロから育てるのではなく、既存のアイドルグループのフランチャイズ化に近いものなので、コスト的にはそこまでかからないのかもしれません」

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