脱朝ドラ戦略を分析 吉高由里子はイメージリセット狙いか?

NEWSポストセブン / 2014年11月15日 7時0分

 週間平均視聴率が、放送開始から6週連続で20%以上を記録したNHK朝の連続小説『マッサン』。エリー役のシャーロット・ケイト・フォックスはアメリカに夫を残して“単身赴任”中だが、先日、ドラマ終了後のスケジュールを聞かれ、「白紙です。分かりません。ずっと日本にいるかも」と発言したことが報じられた。

 だが、これほど人気のドラマなのに未だに彼女本人の名前ではなく「マッサン女優」と言われているのは、今後の彼女の女優人生に少なからず影響しそうだ。

「朝ドラ出演者は、次のプロモーション展開がカギ。半年間同じ役柄を続けると、そのイメージが強くなるため、次に出る作品が重要になってきます。

“当たり役”は役者生命を伸ばすときもあれば、縮めることもある。ですから事務所、俳優ともにテーマとなってくるのがやはり、“脱朝ドラ”の戦略なんです」(テレビ関係者)

 朝ドラ後に出る次回作が大事、ということか。そこで近年朝ドラ出演で注目を集めた俳優の「朝ドラ後」の作品を探ってみた。

 高視聴率を記録するドラマ『きょうは会社休みます。』(日本テレビ系)。ヒロイン綾瀬はるかが恋する年下の大学生を演じるのが福士蒼汰だ。『あまちゃん』では、ヒロイン能年玲奈が恋する「種市先輩」役を演じた。

 そんな福士が『あまちゃん』の次の作品として、選んだのは「月9」だった。『海の上の診療所』(フジテレビ系)で、主演の松田翔太の脇に徹した。続いて出たのが土曜ドラマ『弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~』(日本テレビ系)。ここでも主演・二宮和也演じる教師の生徒役という脇役だった。

 だが『海の上の診療所』の平均視聴率11.4%、『弱くても勝てます』に至っては9.9%。いずれも決して成功とは言えない視聴率だったが、脇役に回ることで福士蒼汰というブランドの傷を最小限にとどめることができたのだ。

 そして今回の『きょう会社休みます。』で満を持して“準主役”にステップアップ。大河女優であり、日テレのドラマで実績を残している綾瀬の相手役に選ばれたのだった。

「ここでつまり、もしこのドラマがふるわなくても、言葉は悪いが、主演の綾瀬はるかへの風当たりが厳しくなるだけ。逆に、ドラマが成功した場合、綾瀬はるか以上に注目されることは必至。結果的にヒットし、各局で福士争奪戦が起きているそうです。つまりは、事務所の戦略勝ちなんです」(同)

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