冬場の熱い風呂が好きな人 「ヒートショック」に要注意!

NEWSポストセブン / 2014年12月9日 16時0分

写真

ミネラルを含む食品の一例。

 師走に入り、朝晩の冷え込みが厳しくなった。こんな夜は熱い風呂で温まって……と言いたいところだが、注意が必要。急激な温度変化により血圧が上下することで、心臓血管などに大きな負担がかかることによって起きる健康トラブル「ヒートショック」が多発する季節だからだ。心筋梗塞、脳卒中、脳出血、くも膜下出血など、ヒートショックが起こす症状は重篤になる危険をはらんでいる。夏場の熱中症と同様、高齢者に多い印象が強いが、若くても下の条件に複数当てはまる人は気をつけるべきだ。

【「ヒートショック」を起こしやすい人】
■高血圧や糖尿病の人・動脈硬化のある人
■肥満気味である
■睡眠時無呼吸症候群のような呼吸疾患のある人、不整脈がある人
■自宅の浴室に暖房設備がない
■一番風呂に入ることが多い
■熱い風呂が大好き
■飲酒してから風呂に入ることがある

「冬は夏と異なり、寒さのために血管が収縮して末梢の血行が悪化するため、血圧が高くなりやすくなります。ヒートショックは特に、高血圧の方が起こしやすく注意が必要です」

 そう語るのは、「ノザキクリニック」の野崎豊院長。

 ヒートショックのリスクを下げるにはどうしたらよいのか。

 それには、血圧低下作用のあるミネラルを含んだ食品を、普段から積極的に摂取することが有効だと野崎院長は言う。にがり、豆腐、昆布、アーモンドなどが挙げられるが、いつでも手軽に効果的にミネラルを摂取できるミネラル入りむぎ茶が特におすすめだ。

「当クリニックが実施した共同研究では、ミネラル入りむぎ茶を飲むと、『収縮期血圧(最高血圧)』『拡張期血圧(最低血圧)』ともに低下する傾向が認められました。特に着目すべきは『拡張期血圧』の低下で、この血圧が高い場合は血管が硬くなっていることを示しています。そのため、『拡張期血圧』が下がるということは、血管が柔らかくなったということが考えられ、心臓への負担もかなり減少しているということ。

 結果として、ミネラル入りむぎ茶には動脈硬化のリスク軽減をはじめ、心臓のさまざまなトラブルを減らす効果が期待できると言えるわけです」

 また、血液通過時間が短縮する「血液さらさら効果」の傾向も認められた。

「血行を良くして、血管の詰まりを防ぐ働きも心臓への負担を和らげると言えるでしょう。特に加齢による動脈硬化で高血圧になりやすい高齢者の方には効果的だと思います」(前出・野崎院長)

 ところで、野崎院長がミネラル入りむぎ茶をすすめる理由はヒートショック対策だけではない。気温の低い冬は喉の渇きを感じにくく、水分が足りないことに気づきにくいため、水分とミネラルが不足がちになってしまう。

「寒さでトイレの回数が増えたり、厚着による発汗、暖房の効いた部屋の空気乾燥……。入浴でも湯温設定を上げることで、かなり汗をかきますから、入浴の前後にこまめに水分とミネラルを補給する必要があります。

 また就寝中も発汗しますから、目覚めに補給することが望ましい。カロリーゼロ、カフェインゼロのミネラル入りむぎ茶は、家族全員の水分&ミネラル補給にぴったりといえるでしょう」

 夏の熱中症対策のイメージが強いむぎ茶だが、冬場も欠かせない健康飲料なのである。

NEWSポストセブン

トピックスRSS

ランキング