酒にまつわる噂 「飲む前に牛乳」「鍛えれば強くなる」の真偽

NEWSポストセブン / 2014年12月16日 7時0分

 忘年会シーズンだが、「お酒を飲む前に牛乳を飲むと胃壁に膜が張られ、アルコールの吸収を防ぐ」とされるが、これはウソ。

「アルコールの分子は血管から脳に染み込むほど微小なものです。これは牛乳よりも小さく、隙間を通過して体内に吸収されます」(アルコール依存症に詳しい洗足診療内科クリニックの医師・重盛憲司さん)

 また、「ちゃんぽんは悪酔いする」という説もあるが、これも嘘。昔から酒の種類を変えれば変えるほど「悪酔い」や「深酔い」をするといわれるが、あくまでも迷信である。

「悪酔いは基本的にアルコール摂取量の問題。飲み合わせは影響しません」(重盛さん)

 また「飲めば飲むほど強くなる」という説がある。最初はからっきし飲めなくても、回を重ねるごとに酒に強くなることはあながち間違ってはいない。カギとなるのは二日酔いの原因となるアセトアルデヒドを肝臓で分解する酵素ALDH2だ。

「ALDH2を活性化する遺伝子を両親のどちらかから受け継いでいる人は、飲酒を重ねるうちに代謝スピードが上がって酒に強くなることがあります」(重盛さん)

 だからといって無理強いは絶対ダメ!

※女性セブン2014年12月25日・2015年1月1日号

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