【書評】「男は初めてに」などのフレーズで紐解く異性コミュ論

NEWSポストセブン / 2015年1月9日 7時0分

【書評】『察しない男 説明しない女 ─男に通じる話し方女に伝わる話し方─』五百田達成/ディスカヴァー・トゥエンティワン/1404円

【評者】関浦里恵(ブックファーストデュー阪急山田店)

 タイトルを見て「わかる! わかる!」と共感されるかたも多いはず。もしくは、14年前に刊行された、脳科学を用いて男女の脳の違いを説いたベストセラー『話を聞かない男、地図が読めない女』を思い出されたかたもいらっしゃるのではないでしょうか。著者は、男と女は異性人ならぬ「異星人」とまで言っていますが、やはり「男」と「女」で考え方、感じ方が異なるというのは、時代を超えた永遠のテーマなのかもしれません。

 本書では、その異星人と上手くコミュニケーションを取るための魔法のフレーズをシーンごとに37も解説した、ある意味“語学書”ともいえる内容になっている、わかりやすく実践的な一冊です。異性の同僚・部下・上司への接し方に悩んでいるかた、逆に同性同士で集まる場での会話や行動が苦手なかた、夫の、妻のこんな性格・行動がどうしても理解できないかたなどが読めば、「あー、そうだったのか」「こんな言い方をすればよかったのね」と納得できるところがあると思います。

 男女の違いを完璧に理解できれば、コミュニケーションで悩まされることからも解放されるはず…とはいえ、理解できない、謎めいた部分が魅力でもあり、その違いがあるからこそ面白いのが、異星人コミュニケーションでもありますが…。

 違いを楽しむつもりで、まずは自分のコミュニケーションタイプチェックをしてみてはいかがでしょうか?「まさか自分が○○脳だったなんて!」とショックを受けるかもしれません。人が集まる時には、ワイワイと盛り上がるためのネタ本としても使えるのでおすすめです。

※女性セブン2015年1月22日号

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