おさる 書家・宇都鬼として活動を始め「やっと芸人になれた」

NEWSポストセブン / 2015年12月6日 7時0分

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真剣な眼差しで書家・宇都鬼としての活動を語る

「すんまそん」「うれCY!」「ありがトーマス」「お願いスマッシュ」などのギャグで知られる、ピン芸人のおさる(47才)。芸人としてはめっきりその姿を見ることは減ってしまったが、実は最近、書家・宇都鬼(ウッキー)としての活動に注力しているという。迷走か、本気か!? 本人に直撃した。

――書道家として活動しているそうですが、何年目になりますか?

おさる:仕事として受け始めてから、1年半くらいです。師匠についたのは7年前ですが、母親が書道の先生でしたから、4才から書道を習っていました。中学校に上がる頃にはやめていましたけどね。

 でも、大人になってからも字を書くのは好きで、いつかは、また書道をやらないといけないと思っていました。そこに雑誌の仕事がきて、今の書のお師匠さんに出会って、本格的に習うようになったんです。

――どれくらいの時間、字を書いているのですか?

おさる:週末は、1日に10時間以上書くこともありますよ。展覧会の前には、朝から師匠のお宅にお邪魔して、終電まで。長さ3m、幅1mくらいの紙に書いています。大きな字だから、膝をつくと長く線を引く時に詰まって途中で文字が切れてしまうんです。だから10時間ずっと中腰で、歩きながら書いている感じですね。農家のかたの苦労がわかります(苦笑)。

――腰痛になりそうですね。

おさる:なりますよ! 10時間書いた翌日は、目覚めると起きられないんです。イテテテって、おじいちゃんみたいですよ。そこに容赦なく、2才の息子がドーンと腰に乗ってきますからね。一番の急所をわかっていますから。戦いですよ、書道と子育て。でも楽しいです。

――書道家の仕事としては、どういったものを書いているんですか?

おさる:命名書とか、起業の看板とか、ロゴとか、名刺とか。書のパフォーマンスイベントもありますし、注文をいただいたらなんでも。看板だと読めないといけないので、崩しすぎず。お祝いの一言を書いてくださいと言われると、元気のある文字を書きます。命名書だと赤ちゃんの名前だから、一番濃い真っ黒な墨で、きっちりとした字を書きますね。

――書道家の活動で、感動したことは?

おさる:昨年の暮れに、歯医者さんの看板を書いたんです。リアルタイムで工事を見ていたら、ぼくが書いた文字が7m×2mくらいの看板になってできあがってきて。感動しました。いいことしてるんだなって。

 それから命名書の依頼をいただくと、子供が生まれて最初に書いてくれと言われるものなので、任せとけって張り切っちゃいますね。良い字で、その子のスタートを切ってあげたいって、200%の力でやりますから。

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