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「異能の主婦」21年前の上智大生殺人放火事件の犯人を視る

NEWSポストセブン / 2017年6月9日 11時0分

 東京・葛飾区の柴又で当時上智大学4年生の小林順子さんが殺害されたのは、1996年9月9日のこと。自宅が放火され、焼け跡の2階寝室から順子さんの遺体が発見された。遺体は両手を粘着テープで縛られ、口をふさがれていた。

 首には複数の刺し傷があり、警察は殺人事件と断定して捜査を開始。現場に残されたマッチ箱や布団に犯人のものと思われる血液が付着しており、DNA鑑定の結果、血液型はA型だと判明している。

 これまでに動員された捜査員はのべ8万人。2010年に殺人事件の時効が撤廃された後も捜査は続いており、警視庁は同事件の有力情報に800万円の懸賞金をかけて犯人の行方を追っている。

 だが、いまだ決定打となる手がかりはなく、先の世田谷一家殺人事件と並び、警視庁の重要未解決事件の1つとなっている。A子さんが順子さんに“聞いた”話は、次のものだった。

「犯人は女装家だ、と言うんです。電車の中と教会でその人物に会ったことがあったようです。犯行時、犯人の爪には赤いマニキュアが塗ってあった、と。今も犯人は存命で、女装した格好で繁華街に遊びに行くこともあると、無念そうに訴えていました」

◆茶色のウィッグで目はアイプチ

 殺害時、順子さんは犯人に異性関係について問い詰められたらしいとA子さんは言う。

「Sという男性の名前を出されたそうですが、彼女は“まったく知らなかった”と話していました。逆恨みというか、犯人はあまりに身勝手な理由で凶行に及んだようです」

 順子さんが最後に見た光景が頭に流れてきたというA子さんは、その時に“視えた”犯人像をイラストに起こしていた。

「口元にほくろがあって、黒髪の短髪。女装している時は茶髪のウィッグをつけており、化粧もして、目はアイプチで二重にしているようです。身長はそれほど高くはないかな。当時の年齢は30代くらい。今は犯行時よりもだいぶ太っていると思われます」(A子さん)

 事件から8年後の2004年9月、東京・亀有署の捜査本部は事件直前に現場付近で目撃された不審な男の似顔絵を公開している。

 男は30代後半で身長は160cm弱、黒髪短髪でレインコートを着ていたという。A子さんの書いたイラストとよく似ている。

 事件解決の一助となることを祈り、女性セブンは捜査本部に連絡し、A子さんの経歴を含めて一連の情報を報告した。現在25人となった捜査本部はわずかな手がかりでも欲していたようで、こちらの話に真剣に耳を傾けてくれた。

「貴重な情報を本当にありがとうございます。すぐに担当捜査員に伝えさせていただきます。またこちらから電話させていただく場合がありますので連絡先を教えてください」

 とのことで、記者の連絡先を伝えた。一日も早い事件解決が待ち望まれる。

※女性セブン2017年6月22日号

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