紀子さまの誕生会に異例の皇太子ご一家出席 その裏側

NEWSポストセブン / 2017年9月15日 11時0分

 その日、皇太子さまが皇居を後にされたのは午後1時半頃。だが、秋篠宮さまが出てこられたのは、それから1時間も経ってからだった。

「眞子さまのご結婚までの今後の段取りなど、いろいろとお話しにならなければいけないことがあったのでしょう。そしてもう1つ、眞子さまの婚約内定会見と皇太子ご夫妻の重要公務がバッティングしたことへの言及もあったのではないでしょうか。それが、紀子さまの誕生会に皇太子ご一家も出席されるという珍しい事態につながったのかもしれません」(前出・宮内庁関係者)

 本誌・女性セブン既報通り、眞子さまの婚約内定会見が行われた9月3日、皇太子ご夫妻は「国民文化祭」へのご臨席のため奈良県を訪問されていた。皇太子の「八大行啓」の1つに数えられる重要な公務で、「ご体調次第」という前置きはあったものの、雅子さまの同行が期待される注目の公務だった。

「北九州の豪雨被害で婚約内定会見が7月から延期されるという予想外の事態があったので致し方ない面もあります。しかし、否が応にも世間の注目を集める婚約内定会見が皇太子ご夫妻の公務とぶつかってしまったことに、両家のすきま風を心配する声も聞かれました」(前出・皇室ジャーナリスト)

 皇室内には、明確な序列が存在する。「大殿下」の愛称で親しまれ、昨年100才で薨去された三笠宮崇仁さまは、昭和天皇の弟でありながら、皇位継承順位が上位である皇太子さまやその妻である雅子さまにも常に敬語で接していらっしゃったという。

「ですが、皇位継承権をもつ悠仁さまを紀子さまが出産されたことは、男児のいない皇太子家との“序列”を少しいびつなものにしてしまったのです」(前出・宮内庁関係者)

 生前退位が来年末、あるいは2019年3月に迫る一方で、「女系・女性天皇」や「女性宮家創設」といった皇室を巡る問題は、解決の糸口をみないままでいる。眞子さまの婚約内定によって、再び浮き彫りとなった「皇族の減少」という喫緊の課題もある。

 そんな状況にあって、皇室が一枚岩であるべきときに、両家の関係を危惧されていらっしゃったのは他でもない陛下であり、美智子さまだった。

「会見と公務のバッティングという話だけではありません。眞子さまのご婚約について、秋篠宮ご夫婦は両陛下には以前から丁寧にご報告されていた一方で、皇太子さまには充分に情報が伝わっていなかったという話も囁かれています。ご報告の“義務“があるかないかは別として、次の天皇への即位を目前に控える皇太子さまが知っておいた方がいいこともあったかもしれません。

 ご一家を紀子さまの誕生会にお呼びになったのは、そうした両家のバランスを正そうという美智子さまのご配慮があったのではないでしょうか。美智子さまと、雅子さまと紀子さまという“2人の嫁”との異例の夜が実現することになったのには、美智子さまの強いお気持ちがあったのでしょう」(前出・宮内庁関係者)

撮影/雑誌協会代表取材

※女性セブン2017年9月28日号

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング