キラキラ生活を求めてシェアハウスに住んでみたら大撃沈

NEWSポストセブン / 2017年9月24日 7時0分

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シェアハウスでキラキラ生活を夢見たものの…(写真/アフロ)

 早朝6時、起き抜けに洗面台で顔を洗っていると、後ろから40代後半の女性が足音を立てずに忍び寄ってきた。無言でタオルを手に取ると、そのまま浴室に。リビングでは20代前半の女性が『めざましテレビ』(フジテレビ系)を見ながら朝食のポテトサラダを頬張っている。広い空間にテレビの音だけがこだまする。

 ひとつ屋根の下に暮らす彼女たちは、全員他人だ。ここは東京某所のシェアハウス。新築の2階建てで女性4人、男性2人が共同生活を送っている。

 1階にある約20畳の共有スペースにはリビングとオープンキッチンがある。ソファ、テーブル、テレビ、電子レンジなどはすべて共用で、風呂とトイレは男女別々ではあるがやはり共用だ。

 リビングは清潔で広々としているが、“同居人”たちは長くくつろぐでもなく、キッチンでサッと料理を作り終えると、そそくさと4畳ほどの自分の部屋に戻って行く。『テラスハウス』(フジテレビ系)のような若者が和気藹々とした雰囲気は、ここにはない──。

 2012年に放送が始まった『テラスハウス』などの影響もあり、定着したように思えるシェアハウス。最近では若者だけでなく、30代~40代の女性の入居希望も多くなっているという。

 敷金礼金がないシェアハウスは、単純にお金がかからないことだけでなく、様々な世代の住人たちとコミュニケーションをとる機会があるということで、いくつものメリットがあるとされている。

 ならばその「福」を分けてもらおうと、本誌・女性セブンの40代女性記者は都内某所のシェアハウスに“潜入”した。しかし、冒頭に紹介したのがその住居だ。2週間の滞在で見えてきたのは、他人と暮らす女性たちを包み込む「光」と「陰」だった。

◆ほとんど姿を見せない40代後半女性

 憧れのシェアハウスに入居すべく事務手続きを進めた記者。だが、内見を終え、即日入居できると聞いていたのに一向に保証会社の許可が下りない。

「フリーランスは審査が下りづらい」「生活保護の方が審査が通りやすい」などさまざまな噂を耳にして疑心暗鬼になるも、予定の3日後にようやく許可が下りた。遅れた理由は、書類に記した名前のふりがなを不動産会社の担当者が間違えていたせいだった。

 散々の船出だったが気を取り直して、いざ入居。選んだ物件は都内の閑静な住宅地にあり、一見すると普通のコーポのような新築の一戸建てだ。玄関には天井まで続く巨大な靴箱があり、同居人の靴が置いてある。靴棚に女性用の靴がズラリと並ぶが、すべてスニーカーかビーチサンダルで、ヒールのある靴は1つもない。

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