清宮幸太郎 父・克幸氏のタフネゴぶりにプロ球団タジタジ

NEWSポストセブン / 2017年10月23日 7時0分

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運命の日は近づいている(写真:時事通信フォト)

 清宮幸太郎(18)の運命の日が近づいている。10月26日のドラフト会議では、1位指名に史上最多10球団が競合との予測もあり、日本中が注目している。

 だが、ここへきて球界には不穏な空気が広がっている。ドラフト直前になって各球団が方針を翻し、清宮の指名を回避するという情報が広がっているのだ。風向きが変わったきっかけは、10月2日、清宮と各球団との間で行なわれた面談だった。広島と日本ハムを除く参加した10球団は、思いのほか厳しい言葉を投げかけられたようだ。

「面談には清宮本人のほかに両親と早実の野球部長が同席した。プロ側への質問のほとんどは父親の克幸氏(ラグビートップリーグのヤマハ監督)から発せられ、母親がメモをとる傍らで清宮は黙って聞いているだけ。

 本人が口を開いたのは、DeNAのスカウト部長に対し“筒香選手はどうしてあのようになったのですか?”と聞いたときぐらい。交渉のカギは克幸氏が握っている」

 ある在京球団の編成担当はそう明かす。

 清宮は一貫して「12球団OK」という姿勢を崩していない。同時に「将来のメジャー挑戦を目指して厳しく育ててもらえる球団」を希望してきた。ところが克幸氏は、もっとシビアな現実を突きつけたようだ。

「克幸氏はほとんどの球団に対し、口にこそしないものの“指名してくれなくても構わない”とばかりのつれない態度だったという。

 西武との面談では、球団の二軍寮や練習場、球場の設備が老朽化していると指摘。他球団にも、清宮が早実の先輩である王(貞治)さんをどれほど尊敬しているか、球団の育成システムや施設の充実度がいかに重要かという話題に。“これじゃ事実上のソフトバンク逆指名だよ”とぼやく担当者もいた」(同前)

 あまりの“タフネゴシエーター”ぶりに、多くの球団がタジタジになってしまったようだ。スポーツ紙デスクがいう。

「最近になってオリックス、中日などが撤退を決めたという情報が出回っているのも面談と無関係ではないようだ」

 清宮のプロ志望届提出直後に1位指名を明言した阪神以外“清宮1本”の球団は現われていないのも気にかかる。

※週刊ポスト2017年11月3日号

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