イ・ボミ 「女子ゴルフ30歳限界説」を吹き飛ばす原点回帰

NEWSポストセブン / 2018年3月16日 16時0分

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復活が期待される(時事通信フォト)

 女子ゴルフツアー開幕戦となるダイキンオーキッドレディス(3月1~4日)で、1打届かず予選落ちとなったイ・ボミ(29)。2016年まで2年連続賞金女王を獲得したが、昨年はCATレディースの1勝に終わっている。

「8月で30歳になるイ・ボミも、『女子ゴルフ30歳限界説』に当てはまることになるのではないか。過去の例を見ても、宮里藍が32歳、古閑美保は29歳で引退。世界ランク1位だったL・オチョアも28歳で現役を退いている。

 宮里はキャリアピーク並みに調子が良かった時期にメジャーで結果が残せず、“モチベーションが維持できなくなってしまった”と引退会見で語っていました」(ゴルフトレーナー)

 昨年からの低迷は“原因不明”といわれてきたイ・ボミ。開幕戦のプレーは「30歳で限界」を想起させる内容だった。

 このオフには試行錯誤を繰り返した。例年は米国で行なってきた自主トレを沖縄と宮崎に変更。「昨年、長く師事したコーチのチョ・ボムス氏と指導方針を巡って対立して袂を分かち、専属トレーナーも解雇した」(ゴルフ担当記者)という。

“背水の陣”で臨むイ・ボミについてゴルフ中継の解説などでおなじみの沼沢聖一プロはこう見る。

「まだまだ年間1~2勝はできる力がある。今は左右のグリップの一体感もないし、目標方向に対して正対もできていないから、まずはセットアップが修正できるかが復活のカギでしょう。

 今のイ・ボミは迷いがあって、“振ってみないと結果がわからない”と感じているように見える。こういう時は基本に戻ることが大切。コーチ不在と聞くが、従来のコーチに戻るべき。この先新しいコーチについてもその時は新鮮でいいかもしれないが、同じ内容を別の言葉で伝えるといったことが起きるために、やり取りに時間がかかってしまう。何かを変えるというより、とにかく原点に戻ることです」

「30歳の壁」と闘う重要なシーズンが始まった。

※週刊ポスト2018年3月23・30日号

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