安い肉も美味しく焼ける家庭用“ロティサリー”グリル

NEWSポストセブン / 2018年4月24日 16時0分

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肉好きにはたまらない調理家電『ロティサリーグリル&スモーク』

 パナソニックから、肉好きにはたまらない調理家電が登場した。それはブロック肉を回転させながら焼く『ロティサリーグリル&スモーク』(幅405×奥行き416×高さ280mm、約8.6kg。実勢価格5万5000円前後)。

 発売以降、さまざまなメディアで話題となっている。食と旅を愛する担当者が海外で目にした調理法から生まれたという。その開発秘話に迫る。

『ロティサリーグリル&スモーク』のアイディアを発案した担当者は、「食」と「旅」を趣味として、年に3~4回、食文化探訪の旅に出かけるという。担当者がスペインへ訪れたときのことだ。街中でかたまり肉を回転させながら焼いている光景をよく目にした。それは初めて目にした“ロティサリー”という調理法だ。「こんな調理を日本の家庭で再現できないか」と思いが強まった。

 早速、レンジくらいの庫内で串刺しのブロック肉を回転させる試作機を作り、企画会議へ持ち込んだ。見た目もユニークで、会議は盛り上がりを見せた。ところが、同時に否定的な反応を受けた。その理由はサイズと機能にあった。

 持ち込んだ試作機は従来のオーブンより大きい一方で、使える機能はロティサリーだけ。「日本の住宅環境では設置できるスペースがない」「日本の食文化には合わないかも」という懸念点が持ち上がった。計画は頓挫したかに見えたが、開発・商品企画のメンバーは皆、諦めなかった。「絶対に商品化してみせる」と、改良を重ねたという。

 まず、一般的に家庭での調理が難しいといわれる焼き豚やローストビーフなどのかたまり肉をおいしく焼き上げられるよう、機構を一から見直した。肉をしっかり固定する方法は試行錯誤の末、かごに肉を入れ回転させる形にたどり着いた。

 肉の外をこんがり、中をしっかり均一に焼き上げるため、トースターで長年採用していた「遠赤外線」と「近赤外線」の2種類のヒーターを庫内の上部にそれぞれ1本搭載。さらにゆっくり回転させることで庫内上部の近火と下部の遠火が繰り返され、ジューシーに仕上げることができる。また、庫内の汚れを拭き取りやすくする黒色の塗装を庫内側面と背面に施した。

 しかし、日本の家庭で使うことを考えると、機能を増やす必要があった。着目したのは日常で使うシーンが多い「オーブン」「トースト」機能と昨今人気の「燻製」機能だ。1台4役を実現するのは困難で、特にトースト機能はハードルが高かった。

 一般的なトースターは熱反射しやすいように庫内がアルミ材などで覆われている。しかし、この商品は庫内が黒い。構造やプログラムなどを見直すことでトースト機能を追加することができた。こうして構想から約2年、『ロティサリーグリル&スモーク』が誕生した。

 発売後、ユーザーからは「スーパーで買った安い肉もおいしく焼ける」と大好評だ。ブロック肉もムラなく簡単に調理でき、ロティサリー以外にも豊富なメニューが楽しめる『ロティサリーグリル&スモーク』。1台あれば、料理の幅が広がること間違いなし!

 ロティサリー機能は、焼きいもや焼きとうもろこし作りにも活躍。受け皿に野菜を置けば、肉と野菜の同時調理もできる。燻製調理する際、低温・高温モードの2段階温度調節で食材に合った最適な燻製メニューが楽しめる。

※女性セブン2018年5月3日号

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