右派系まとめサイトの管理人に「目的」を直撃してみた

NEWSポストセブン / 2018年7月1日 7時0分

「僕をバカネトウヨだと書いてくれてもかまいませんよ(笑)。でも僕は左系のサイトも運営している。だから、本当はネットメディア運営者なんです。煽っているって思われても仕方ないです。実際に煽ればそれがカネになります。右のサイトも左のサイトも、極端なことを書けば書くほど、“どっちの人も”見に来ますからね。サイトを信じるか信じないかは人それぞれでしょう。僕のサイトを勝手に見て、どう思うかなんて知らない。テレビや新聞もウソつくじゃあないですか。政治家だって同じ。そっちを取材してくださいよ」

 筆者はかなり強い口調で、武田さんの責任について追及したつもりだったが、のらりくらりとかわされるどころか、終始開き直りともとれる言葉で、ついには「マスコミ批判」まで展開された。「カネになれば何でもいい」と言いつつ、その自称「ビジネス」が様々な問題
を呼び覚ましている件については「知らない」と言い放つ。確かに、こうした人々が流布する有象無象の情報を鵜呑みにする側にも、問題がないとは言えないのかもしれない。だが、彼の無責任ぶりには開いた口が塞がらない。

 筆者は「愛国心」は大切だと思う。また同時に、愛する国が悪い方向に向いていると感じたら、それを変える努力、すなわち「革新」もまたあってしかるべきだろう。だが、我が国を席巻する左右の空気は果たして健全なものだろうか。

 例えば、これら「カネ儲け」の為だけに作られたサイトを見たことで、愛国者や革新派の人々が焚きつけられ、踊らされ、結局のところは何一つ国のためにはなっていないどころか、ただただ不要な混乱を呼び寄せているだけになってはいないか。誰もが、気軽にインターネットで情報を得られるようになって20年以上が経った。いい加減、真正面から溢れかえる情報との向き合い方を、一人ひとりが考える時期が来ているのだと強く感じている。

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