中国語だけで暮らせる新チャイナタウン・西川口へ行ってみた

NEWSポストセブン / 2018年7月16日 7時0分

 首都圏では池袋や新大久保も中国人の存在感が大きいが、これらはあくまでも「中国人が多い日本の街」である。だが、西川口の西口はもはや中国人が街の主役だ。中国の若者が母国と同じものを食べ、サイバーな娯楽を存分に享受できる21世紀型のチャイナタウンが出現しているのである。

 中国人は街の過去を気にしない。むしろ、同胞が多いことから好んで集まる。川口市の中国人人口は、3年前と比較して倍増の約2万人に達した。

 裏風俗の街からニュータイプの中華街へ。街の中国色があまりに強すぎるため、これを「良い変化」と呼んでいいかは悩ましい部分もある。

 だが、西川口はいま現在も異形の変貌を遂げ続けているのだ。

【PROFILE】安田峰俊(やすだ・みねとし)1982年滋賀県生まれ。ルポライター。立命館大学文学部卒業後、広島大学大学院文学研究科修了。天安門事件の経験者に取材した新刊『八九六四』が好評発売中。

※SAPIO2018年7・8月号

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