京都新聞の社長が激怒した論説委員のセクハラ疑惑

NEWSポストセブン / 2018年7月24日 7時0分

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厳正な対処といえるのか(写真は社長のメッセージ)

 コンコンチキチン、コンチキチン♪ 7月の京都では、祇園祭の陽気なお囃子が市内に流れ活気に包まれているが、地元紙の京都新聞で穏やかではない騒動が起きていた。

「6月初旬、洛西総局長で論説委員だったA氏が部下の女性職員にセクハラ行為をしていたことが判明し、激怒した永島宣彦社長(当時)が6月11日に社長名で『ハラスメント防止へ』と題したメッセージを全社員に向けて発表したんです。A氏は6月28日に洛西総局長を解任され、10日間の出勤停止処分になりました」(京都新聞記者)

 永島社長は次のような言葉でセクハラ行為を非難した。

〈京都新聞の社会的信用の失墜にもつながる、絶対に許されない行為です。にもかかわらず、そうしたハラスメントが疑われる行為が散見されると聞き、激しい憤りを覚えています〉

 問題を起こしたA氏は義父が元滋賀県警の幹部で、地元政治家とも太いパイプがあり、警察ネタや政治家ネタに強いエース記者だったという。社会部を経て、論説委員兼洛西総局長に抜擢され、将来の編集局長候補とも目されていた。

 4月に財務省の元事務次官・福田淳一氏のセクハラ騒動が起きた際、京都新聞はこんな糾弾記事を書いている。

〈財務大臣にも当事者意識は乏しく、政権は諸々の問題の責任回避に一心のようだ。学校で何を習ったのだろうか〉

 今となっては完全に“ブーメラン”である。A氏はすでに謹慎を終えて出勤しており、話を聞くため彼の自宅を訪ねたが、連日の不在で記者への連絡もなかった。この件について京都新聞広報担当部署はこう回答した。

「ハラスメントがあったのは事実で、会社として厳正に対処しました」

 A氏は今回のセクハラで洛西総局長を解任されたが、論説委員の職は解かれていない。まだご高説を垂れるつもりなのか。

※週刊ポスト2018年8月3日号

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