巨人・高橋由伸監督は続投か解任か ON監督退任時との比較

NEWSポストセブン / 2018年9月20日 16時0分

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同一監督で3年連続優勝を逃したのは3人目だが…

 球界の盟主・巨人が43年ぶり史上2度目となる最下位の可能性まで出てきた。──9月19日のDeNA戦では序盤3回までに4点を奪われ、打線も東克樹の前に沈黙。7回2死まで1人のランナーも出せず、マギーの本塁打で完封を免れるのがやっと。ルーキー左腕に、今季5戦5敗という屈辱を味わうことになった。この惨敗に高橋由伸監督は就任以来、初となる試合後の記者会見を拒否。3位は辛うじて保っているものの、最下位・阪神とは1.5ゲーム差(記録は19日まで。以下同)。尻に火がついてきた状態だ。

 山口寿一オーナーは9月12日、高橋監督の来季続投の意向を示している。だが、その日からチームは1勝5敗1分と急失速している。野球担当記者が語る。

「シーズン終了前の“オーナーの意向”は当てにならない。1980年、長嶋茂雄監督はAクラス確保なら留任が既定路線でしたが、最終戦で3位を確定させたにもかかわらず、翌日に解任が発表された。優勝を逃した1988年の王貞治監督は、9月下旬に読売系列の報知新聞が一面で来季の続投を伝えたものの、結果的には契約満了という名の解任となりました。最下位に沈めば、高橋監督は辞表を提出するでしょう」(以下同)

 優勝を宿命づけられてきた巨人において、4年連続V逸は球団史上2度目。もし今季4位以下で終わることとなれば、同一監督の2年連続Bクラスは初の出来事となる。

「ここ3年、優勝争いすらしていない巨人には勝負強さを失っている。昨年もシーズン後半、DeNAとのAクラス争いで有利と見られながら、競り負けた。ベテランの経験も活かせず、若手の勢いもない。リリーフ陣は不安定ですし、起爆剤となるような選手も見当たらない。このままBクラス、最下位に落ちても不思議ではない」

 今季のV逸は既に確定しており、同一監督で3年連続優勝を逃したのは長嶋茂雄氏、王貞治氏に続き、3人目となる。

 長嶋氏は1978年2位、1979年5位、1980年3位で解任。王氏は就任1年目の1984年から2年連続3位が続き、1986年は優勝の広島にわずか3厘勝率が及ばす、2位に。ただし5年契約だったこともありそのまま続投し、翌1987年に優勝を果たした。

「長嶋監督は2次政権でも1997年4位、1998年3位、1999年2位を経験している。1998年の時点で、長嶋氏の退任と森祇晶氏の監督就任が確実視されていたが、一度目の解任の時に読売新聞が部数を大幅に落としたトラウマもあって、結局絶大な人気を誇る長嶋監督は留任となった経緯があります。

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