10歳女児がいじめられ親激怒、同級生男児を果物ナイフで殺害

NEWSポストセブン / 2018年10月11日 7時0分

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衝撃的な殺人事件が大きな話題に

 中国浙江省温州市で9月下旬、10歳の一人娘がいじめられたことに怒りを爆発させ、小学校に押しかけ、いじめた同い年の男児をトイレまで追いかけて持っていた果物ナイフで男児を数回刺すなどして殺した36歳の父親が逮捕された。この殺害現場の写真が中国版ツィッター「微博(ウェイボ)」で公開されると大きな反響を呼び、「ひどすぎる。10歳の子どもを本気で恨んで、殺すなんて、父親の資格すらない。厳罰に処せられるべきだ」などと、父親を批判する声が多数書き込まれている。

 中国の「光明日報」(電子版)が報じたもので、同紙はナイフを持って、茫然とした様子でトイレに座り込み、撮影者をにらんでいる父親と、その傍らに血まみれになって倒れているジャージ姿の男児の写真を掲載している。

 同紙によると、この日の午後、顔にあざができて、「目が痛い」と泣いて返ってきた一人娘から事情を聞いた男は「この子をこんな目に合わせた奴を殺してやる」と逆上し、近くにあった果物ナイフを持って、すぐさま学校に向かい、娘の教室に怒鳴り込んだ。

 娘を殴った男子児童を見つけた男は「お前が娘を殴ったんだな。お前を殺してやる」などと叫び、男児を斬りつけようとしたが、男児は教室を飛び出して逃げ回った。男児はトイレに入り、個室に飛び込もうとしたが、男の方がすぐに追いかけてきて、男児の行方をふさいで、斬りつけ、何回も男児の身体を刺したという。

 追いかけてきた教師らが血だらけになって倒れている男児と座り込んでいる男を発見。男は駆け付けた警察官によって逮捕された。

 男児は救急車ですぐに病院に運ばれたが、心臓の傷が深く、治療の甲斐なくその日の夜、死亡したという。

 犯行後の男や血まみれになっている男児の写真がネット上で公表されると、アクセス数はうなぎ上りとなり、大きな反響を巻き起こした。

 同紙によると、「子供同士がケンカするのはよくあること。ケンカをした翌日には仲良く遊んでいることもよくあることだ。男は父親として子供たちのことに干渉をし過ぎだ。子供の成長のためにはならない」と指摘するものがあった。

 そして、「子供たちがケンカをするのは普通のことだ。親として最優先すべきことは、ケンカの原因は何かをしっかりと聞いて、今後はケンカをしないように、子供を納得させることだ。暴力を使って仕返しをするのは言語道断だ」との声もあったほか、一部には「かつての一人っ子政策のせいで、子供を手放しで可愛がる風潮が広がっている。政府の悪政も大きな原因だ」とのコメントもあった。

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