84才ラジオ福島パーソナリティ「辛くてもラジオ局で泣かねえ」

NEWSポストセブン / 2012年1月5日 7時0分

 3・11の東日本大震災以降、リスナーから“元気をもらった”と絶大な支持を受けているふたりの女性パーソナリティーがいる。TBSラジオ『キラ☆キラ』の小島慶子(39)。そして、被災地・ラジオ福島『かっとびワイド』の“チエちゃん”こと、84才の二宮チエさんだ。このふたりが特別対談を行った。

小島:「チエさんは、リスナーの人からいろいろなお悩みのFAXとかもらうでしょ。なかには被災して家族を亡くされたり、つらい思いをしてらっしゃるかたもいると思うんです。そういうときに泣いたりすることはないんですか?」

チエ:「つらいなあって思うよ、でも、ここ(ラジオ局)にいるときは、泣かねえ…」

小島:「凄いですね。私はなかなかできないんですよ。震災のことだけじゃなくて、いただいたFAXとかメールを、そうかそうかと読んでいるうちに、ついつい涙声になっちゃって。修業が足りないなと思うんですけれど」

チエ:「いや、おれだって、笑っているばかりじゃねえんだ。ひとりで泣くんだ。おれも苦労しているから、人のつらさが本当にわかるの。  一緒にいるときは、あははと笑って、その人がいなくなるだろ。そしたら、お天道さん、あの人のところに行って面倒をみてあげてくださいよ。夜になれば、あの人のことをかわいがってくださいって、お月さまにお願いする。そうすると涙がこぼれるよ」

小島:「一緒には泣かないのね」

チエ:「一緒に泣いていても仕方がねえ。たとえば、家に遊びに来た人がいろいろつらいことをいったとする。でも一緒には泣かない。おもしろいこといっぱいいって、大笑いさせたほうが、その人にもいいっぺ。帰った後、あの人もつらいんだべ、おれもそうだったなあって、お月さまにお願いする」

小島:「なんでお月さまや太陽なの?」

チエ:「宗教とかは、お金とられるっぺ。お月さまやお天道さまは、お金とらねえだろ(笑い)」

※女性セブン2012年1月5・12日号



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