原辰徳新監督の命運を左右する「菅野のメジャー行き阻止」

NEWSポストセブン / 2018年10月22日 16時0分

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甥っ子を手元に置いておけるか(時事通信フォト)

 巨人・原辰徳新監督の最大の切り札となるのが、大エースである甥っ子の菅野智之である。

「原さんと菅野のホットラインは監督辞任後も続いていて、先日のCSでのノーヒットノーランのあとには“それでこそ巨人のエースだ”と菅野に携帯でメッセージを送ったそうです」(球団関係者)

 菅野にとっても原は伯父や監督以上の存在。2011年のドラフトで巨人がくじ引きで敗れ日ハムに指名されるも、「伯父さんと一緒に野球がしたい」との一心で浪人を選んだほどだ。

 原の監督起用には、菅野との血縁も少なからず影響しているだろうとみるのがある巨人軍OBだ。

「菅野は昨年オフにメジャー入りについて“絶対的な力をつけて文句なく行けるようにしたい”と語っており、2年連続の最多勝、沢村賞受賞は“絶対的な力”の証明。順調にいけば3年後の2021年シーズン中に海外FA権を取得する。

 当然、巨人とすれば“伯父が監督ならメジャーには行くはずがない”という計算があるだろう。一方で、原監督にとっても菅野は大切な甥である以上に、3年契約と言われている第三次政権をより安定させるためには、菅野に大車輪で働いてもらわないと困るはずだ」

 来季の巨人は、退任した鹿取義隆GMの後任を置かずに、原監督が事実上、人事権を握ることになる。これも菅野のメジャー流出を阻止する布石とみられている。

「同じく今季限りで退任する岡崎郁スカウト部長の後任には、東海大相模以来の原監督の後輩である長谷川国利・査定室長が就く。完璧な原体制で、“伯父さんの裁量が大きい中で、菅野にはのびのびと、しかし永遠に巨人でプレーを続けてほしい”という巨人のメッセージでしょう」(前出・球団関係者)

“甥の七光り”はいつまで輝き続けるか。

※週刊ポスト2018年11月2日号

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