4月30日までに天皇・皇后両陛下がお出ましになる場所リスト

NEWSポストセブン / 2019年1月16日 7時0分

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退位まで約4か月(写真/JMPA)

 退位後の天皇・皇后両陛下は公務をすることなく、「二重権威」への懸念から、一般参賀や園遊会にも出席しないとみられている。その姿を目にできる場は、大きく減ることになるのだ。

 1月2日に皇居で行なわれた「新年一般参賀」には、平成最多の約15万5000人が足を運んだ。当初は5回の予定だったが、あまりの人出に、両陛下の意向もあって2回追加された。だが、三が日に皇居を訪れることができた人はそれでも限られている。そこで、退位までの残り4か月の間に、両陛下を"一目でも拝する機会"をまとめた。

◆静養中に御用邸裏の海岸へ

 例年、1月下旬からお2人は葉山御用邸(神奈川県葉山町)での静養に入る。「今年は1月21日からだと見られています。葉山に向かう道中、神奈川県横須賀市にある観音崎公園に立ち寄り、戦没者の慰霊碑に花を手向ける予定です」(皇室記者)

 先の大戦の慰霊訪問は、両陛下が最も重要視してきた務めの1つだ。退位の年を迎えても、その姿勢は変わらないようだ。

「葉山御用邸滞在中には、御用邸裏の小磯の鼻と呼ばれる海岸を散策するのが恒例です。例年は御用邸に到着した日の午後ということが多いのですが、今年は観音崎公園を訪問する予定もあるので、翌日にスライドする可能性もあります。小磯の鼻では、直接言葉を交わすチャンスがあるかもしれません」(同前)

 静養中、早朝に御用邸周辺の公園などを散策することもある。

 2月24日には、政府主催の御在位30年記念式典が予定されている。会場となる国立劇場(東京都千代田区)、そして皇居の出入りの際には、両陛下が車窓から居合わせた人に手を振る様子が見られる。国立劇場に向かう時には、皇居西側の半蔵門を使用するのが通例だ。

 3月下旬から4月下旬にかけては、奈良県の神武天皇陵や三重県の伊勢神宮で、「親謁(しんえつ)の儀」が予定されている。

◆10分だけの早朝花見

 桜の見頃には、毎年お忍びで花見を楽しむ。

「昨年は、皇居・北の丸公園側の北桔橋門から出られ、10分ほど散策しながら花見を楽しまれました。咲きほこる桜をゆっくり愛でながら、皇居ランナーに声掛けをされていました」(皇室ジャーナリスト)

 昨年は4月2日月曜日の朝7時10分頃、一昨年は同じく4月2日日曜日の朝7時半過ぎに姿を見せた。

「当日のお出ましのご予定や天候などにも左右されますが、4月に入ってすぐというのが慣例です」(同前)

 退位後の5月以降はどうか。上皇・上皇后となったお2人は、東宮御所の改修中、JR品川駅近くの「高輪皇族邸」に仮住まいする。

「高輪皇族邸は、美智子さまの実家があった東五反田まで歩いて20分ほどの距離。また、母校・聖心女子大学も15分ほどです。両陛下は、健康増進のため毎朝の散策とスロージョギングを日課にしており、懐かしさを感じながら、高輪皇族邸の周辺を歩くことがあるかもしれない」(別の皇室記者)

 勤労奉仕もお目にかかる可能性のひとつ。戦中に焼失した宮殿の整理のために始まったこの取り組みは現在でも続いており、皇居や赤坂御用地内の清掃活動などを行なう。

「高輪皇族邸での奉仕も行なわれることになるでしょう。奉仕は平日4日間行なわれ、その間、『ご会釈』といって、奉仕団に対し両陛下が直接労いの言葉をかけられる」(同前)

 あと4か月を切った「平成」だが、機会はまだある。

※週刊ポスト2019年1月18・25日号

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