異色のグルメドラマ「孤独のグルメ」はスマホ・アプリと融合

NEWSポストセブン / 2012年2月5日 16時0分

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異色のドラマ「孤独のグルメ」裏話を番組P公開

ネットで話題沸騰の異色のグルメドラマ「孤独のグルメ」(テレビ東京・毎週水曜深夜0時43分)。前回に引き続き、製作の裏側を番組プロデューサーの川村庄子氏に聞いた。(聞き手=ノンフィクション・ライター神田憲行)

* * *
――番組後半ではドラマのあと原作者の久住昌之さんが登場して、モデルになったお店を訪ねる二部構成になっているのが特徴ですね。

川村:実はあの部分は最初の企画にはなかったんです。「久住さんも出てくれたらいいね」とは皆で話していたんですが。そんなとき第1話の焼き鳥屋さんに久住さん含む関係者で集まったことがあって、そのとき久住さんが「五郎はお酒を飲めないから居酒屋さんやお酒の合う焼き鳥屋さんはどうかと思ったけど、このお店は美味しくていいね」なんて気に入ってくださって。

そのうちに気心がしれた感じになり、番組内のトーク部分にご出演頂けないかお尋ねしてみたところご快諾頂けました。久住さんには劇伴(ドラマ中の音楽)を作っていただいたり、脚本、特に主人公・井之頭五郎の台詞にも目を通していただいています。五郎はお酒が飲めない設定なので、久住さんが実際のお店で楽しそうにお酒を飲んでくださるのがいいです。

――そうそう、私も飲みますから、あそこでグッときます。しかも温厚な久住さんが食べるときは目つきが怖いのがまたいい(笑)。

川村:ああ、いわれてみるとそうかもしれません(笑)。

――主人公の五郎役は連ドラ初主演の松重豊さんです。起用の経緯は?

川村:ドラマ部分のレギュラー出演者が井之頭五郎たったひとりなので、演技派で人を引き付ける魅力がより必要になってきます。かといってカラーが定着した感のあるベテランの俳優さんですと五郎のキャラクターを殺してしまうかもしれない。

そこで実力派で存在感のある松重さんにお願いしました。あとで実感したのですが、松重さんは食事のし方が凄くきれいなんです。まだ放映していない回なんですが、ナポリタンスパゲティをとても美しく食べられるので驚きました(笑)

--番組最後に、登場したお店がスマートフォン向けアプリ「食べコレ」で詳しい情報が得られるようになっています。テレビとスマートフォンの連携が上手で、私もさっそくダウンロードして愛用していますが、これは?

川村:番組の企画を立ち上げるときに、お店の紹介をしたいけれど番組中にするのは難しいし、かといって番組ホームページで紹介するのは当たり前だし……それで弊社関連スマートフォン用アプリ「たべコレ」とコラボレーションして、「孤独のグルメ」放送後に「たベコレ」にお店情報をアップすることにしました。

現在ダウンロード数は約8万で、実際にお使いになって店を行くに視聴者の方も多いと聞いています。ドラマ、久住さんのトーク、アプリでのお店情報と三つが融合したのが「孤独のグルメ」という番組なんです。(了)

写真(C)テレビ東京




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