原監督が語る陽岱鋼と丸佳浩の違いと外国人打者2人の評価

NEWSポストセブン / 2019年2月21日 7時0分

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ビッグネームの対談が実現

 今年も“カネやん”こと金田正一氏が、巨人の宮崎キャンプを訪れた。選手として400勝、監督として日本一も成し遂げたレジェンドが、3度目の監督就任となる原辰徳監督に直球質問をビシ!バシ!と投げ込んだ。

──トライアウトに出ている選手の気持ちを考えれば、欲しい球団があるというのは幸せなことよ。入って来た“丸(佳浩)効果”はあるか?

原:個人的な印象としては、丸には丸のスタイルがある。ジャイアンツに来たからといって自分のスタイルを変えるのではなく、貫いています。それにジャイアンツの選手が影響を受けている。彼の強さを感じるところです。2年前にFAで陽岱鋼が移籍した時は、陽がジャイアンツの野球に馴染もうとしたことで、実力を出せるまでに時間がかかった。丸にはそういう心配が全くないですね。

──ならば、今年の戦力は万全か?

原:そうですね……(としばらく考える)。ボクが最後に監督をやった2015年のチームより全体的な戦力は上ですね(※注)。平均年齢も若返りました。投手陣は何枚か若い選手が出てくると思います。実績はないが楽しみな選手も多くいます。戦力として恥ずかしくないチームです。

【※注/75勝67敗1分で2位〈1位ヤクルトとは1.5ゲーム差〉。チーム成績は本塁打98本〈リーグ4位〉、打率.243〈6位〉、防御率2.78〈1位〉】

──新外国人はどうだ?

原:ビヤヌエバという野手が加入しましたが、一番の長所は27歳と若いこと。守備もいいし、大いなる向上心を持って日本に来たことを買いたい。バッティングは長打力がウリですが、こればかりは実戦を見ないとわからない。

──去年、中日から移籍してボロボロだった外国人もいたけどな……。

原:ゲレーロですね。このオフに国際部の担当者を通じて「君のバッティングは素晴らしいが、2つ3つアドバイスしたいことがある。二人三脚で打撃を改善したい」と伝えていました。昨シーズンの打席をテレビで見ると、横着な選手かと思っていましたが、実に前向きで素直。キャンプ初日(2月1日)のフリー打撃前に「やるか」と誘うと、すぐに試合に出られるくらい万全の準備をして現われた。素晴らしい心構えを見せてくれました。

──投手から見ると、ゲレーロのように何も考えずに振ってくるバッターほど怖いものはない。

原:ボクもそう思います。やはり長打力がある選手は楽しみですし、2ストライクとピッチャー有利のカウントで別のバッティングができる選手も期待できる。外国人枠は4人なので、ゲレーロとビヤヌエバが入るのか、外国人ピッチャーが3枚入って打者2人の競争になるのか。いずれにしても実力至上主義でやります。

撮影■山崎力夫

※週刊ポスト2019年3月1日号

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