大人の虫歯 だらだら食べやコーヒー・緑茶の過剰摂取に注意

NEWSポストセブン / 2012年2月18日 16時0分

 大人になると虫歯になることは減るが、油断は大敵だ。大人の虫歯は“治療済みの歯”が原因になることが多いという。

 クラジ歯科医院・院長の倉治ななえさんは語る。

「大人になるとエナメル質が硬くなるため、新たな虫歯にかかることは少なく、治療済みの歯が再び悪くなる二次虫歯(二次カリエス)がほとんどです。治療した被せものや詰めものの隙間から少しずつ虫歯が進み、神経を抜いている歯に至っては痛みを感じないため、気づいたときには奥深くまで進行している場合も」

 虫歯を防ぐ生活習慣には、次のようなものがあるという。

 まず、だらだらと食べるのはNG行為だ。

「食事をすると口の中が酸性に傾き、カルシウムなどの成分が溶け出す“脱灰”が起こります。しかし時間が経つと唾液によって中和され元の状態に“再石灰化”されます。だらだら食べていると再石灰化する時間がないので、虫歯のリスクが高まるんですよ」(倉治さん、以下「」内同)

 飲み物にも注意が必要だ。

「コーヒーや緑茶などカフェインの多いものを大量に飲むと再石灰化を助ける唾液の分泌が減ります。柑橘系のジュースやお酢は酸が強く、歯を溶かすので控えて」

 歯のためには、カルシウムの多い食事を心がけることが大事だという。

「小魚や牛乳、チ—ズは、歯の再石灰化を助けるカルシウムが豊富な食材。また、野菜や海藻などアルカリ性の高いよく噛む食材は、唾液の分泌を促し再石灰化を助けます」

 キシリトールのガムでのケアにも効果が。

「キシリトールは虫歯の原因菌であるミュータンス菌の働きを弱める効果が。食後すぐに歯磨きができない人はキシリトール入りのガムを2~5分噛むだけでも◎」

※女性セブン2012年3月1日号



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