朝ドラ『カーネーション』 大河でも使うカメラで時代感表現

NEWSポストセブン / 2012年2月21日 7時0分

 3月3日放送分から、尾野真千子(30)から夏木マリ(59)へ。ドラマの“顔”が交代することで話題の、NHK連続テレビ小説『カーネーション』だが、ストーリー以外にも見どころがある。

 まずは、大迫力のだんじりだ。作中に繰り返し登場する大阪・岸和田のだんじり。このシーン、本物のだんじりと岸和田の住民250人が京都の撮影所に出向き、手抜きなしの全力疾走を繰り返して撮影したそう。「恐ろしいほどの迫力でした」(テレビ誌記者)

 メーカー名にも凝っているのも見どころだ。

「昭和初期のミシンはほとんどがSINGER製。ドラマに登場するのはそれをもじったStinger製になってます」と番組関係者。生まれて初めて足踏み式ミシンを体験した尾野は、「電動ならボタンを押すだけだけど、足踏みミシンはひと針ひと針が自分の足の動きで生まれていく」と感動した様子だったそう。

 そして、出演者が口を揃えて好きなシーンだと語っているのが食事のシーン。

 それもそのはず、水なす、えびと豆の煮物など、岸和田名物を使っての総菜はどれもおいしいようで、「カット」の声がかかってからも食べ続けているそう。時には、食べそびれた出演者から「それ、狙ってたのに!」という声も飛ぶとか。

 画面の色もちょっと違うのもポイント。ドラマの画質がややセピア色を帯びているのは、“プログレッシブカメラ”を使用しているためで、『坂の上の雲』や大河ドラマでも使われている。「懐かしくて温かい独特の空気感や生活感を表現できるため、時代感をより印象的に表現できるんです」(テレビ局関係者)

 撮影現場ではこんな裏話も。ある日、糸子役の尾野に娘役の3人(新山千春、川崎亜佐沙美、安田美沙子)がそれぞれプレゼントを用意することに。「全く打ち合わせをしなかったにもかかわらず、新山は額縁を、安田は思い出の写真を、川崎は自分で描いたカーネーションなどの絵を持参。額縁に写真と絵がぴたりと収まり、まるで本当の姉妹のように心がひとつだと、スタッフ一同驚いたそうです」(テレビ誌記者)

※女性セブン2012年3月1日号



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