家計の中の通信費 スマホ利用で平均3000円以上増加の対策は

NEWSポストセブン / 2012年2月21日 16時0分

 かつて固定電話しかなかった時代、一般家庭の通信費といえば、いわゆる“家電”の通話料がメインだった。

 その後、ポケベルや自動車電話などのプロセスを経て、1人1台の携帯電話が一般化。また通話や携帯の通信料以外に、自宅で使用するPCの通信料などを考え合わせると、一口に「通信費」といった場合の項目自体、増加している。

 現在では、スマートフォン(以下、スマホ)の普及が進み、2011年12月の月間携帯電話販売台数に占めるスマホの割合は77%。スマホの場合はアプリのダウンロードなどパケット通信の増加を背景に、パケット定額サービス料がこれまでのフィーチャーフォンに比べて高額化しているケースが多い。

 サーベイリサーチセンターが今年1月、18歳以上の男女524名を対象に「スマートフォン利用家庭の通信費に関する意識調査」を実施したところ、「スマートフォンを利用するようになって、通信費が増えた家庭」は67.1%。そのうち1か月あたりの通信費増加金額の平均は3300円で、80.2%が1500円以上の増額と回答している。

 通信費の増加を“必要経費”と考えている人もいるようで、「増えた通信費に不満を感じている人」は58.3%――過半数とはいえ、意外に低い印象だ。そうした意識を反映してか52.3%が、「家庭の通信費を抑える対策」を「していない」と回答。

 その一方で「通信費を抑える対策に望む通信サービス」といった設問では、1位が「家族で契約をまとめると安くなる」65.5%、2位「料金プランがシンプルになり、必要なものだけを選べる」57.1%、3位「家庭内のインターネット回線と携帯回線をまとめると安くなる」38.7%という結果となった。

 1位と2位は主に携帯電話を対象とした回答であり、家庭での通信費において単身者はもとより、家族同居の場合には複数台になるなど、携帯電話での通話・通信料が占める割合の高さから、“まずは携帯まわりの料金プラン”という意識のあらわれだろう。

 しかし1位・2位をすでに実践している人や、“家計の見直し・節約”という視点で考えると、3位の「家庭内のインターネット回線と携帯回線をまとめると安くなる」というのも、検討事項のひとつとして有効だ。

 スマホ定額・1人利用を前提に、携帯・PCの通信・固定電話を3キャリアの企業グループごとでまとめた場合、以下のような料金となった。

■ドコモ 1万3545円
【条件】
・パケット定額:パケ・ホーダイ フラット 5460円
・光回線:フレッツ光(@niftyの場合) 6510円
※@nifty フレッツ光ネクスト ファミリー・ハイスピードタイプの、通常月額料金
・固定電話:フレッツ光(ひかり電話A) 1575円
※504円分の無料通話分含む

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