菊間千乃さん 司法試験勉強中はアナ時代の仲間との交流断った

NEWSポストセブン / 2012年2月26日 16時0分

 著書『私が弁護士になるまで』(文藝春秋)を刊行した元フジテレビアナウンサーで弁護士の菊間千乃さん(39)。フジテレビ退社から3年、2度目の挑戦で司法試験に合格したが、弁護士になるまでの道のりは平たんではなかった。

 2005年夏、未成年タレントとの飲酒問題で全番組を降板、謹慎することになる。約1年後、朝の看板番組『とくダネ!』で復帰するものの、仕事は忙しく、勉強も1年生のときとはくらべものにならないほど、ハードルが上がっていく。両立は無理と判断して、2007年12月31日付でフジテレビを退社、学校に専念することにした。35才の決断だった。

「退路を断って、自分から崖っ縁に立ったんです。無謀な挑戦だという人もいましたし、自分自身も合格できると思って退社したわけではありません。でも、頑張るといって会社をやめたんですから、 “弁護士になれなかったから、フリーのアナウンサーに戻りました”とはかっこ悪くていいたくない。必死でした」(菊間さん)

 テレビを見ると、退社したことを後悔すると思ったので、見るのをやめた。アナウンサー時代の仲間との交流も断った。ひたすら勉強するだけ。だからといって、司法試験に合格する保証はどこにもない。

「夢を追いかけたはいいけど、不安に押しつぶされそうになることもありました。もう勉強なんかやめようと、ソファに寝っころがる…。でも、不安は消えない。不安を解消するのは勉強することしかないんです。結局、机に向かいました」(菊間さん)

 ロースクールは2009年に修了。その後は5年間で3回だけ司法試験を受けることができる。ランチにおにぎりや肉まん1個だけ食べる時間を唯一の息抜きとして、1日15時間勉強に専念した。

 そして翌年、2度目の受験で見事、合格を手にした。38才の秋だった。

※女性セブン2012年3月8日号



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