原監督と巨人OBの距離感の確認で注目された“原タワー”

NEWSポストセブン / 2019年3月14日 7時0分

選手を上手く操縦できるか(時事通信フォト)

 ペナントレース開幕を控えて、プロ野球は様々な話題で花盛り。開幕スタメンは誰になるのか、とくに大渋滞になっている巨人の捕手は誰になるのか、野球記者たちが語り合った。

セ球団担当記者A:巨人から西武に人的保証で移籍した内海(哲也、36)と入れ替わりに巨人に入団した炭谷(銀仁朗、31)ですが、小林(誠司、29)、阿部(慎之助、39)、大城(卓三、26)との正捕手争いで、いまいちアピールできていません。

 実は現場の記者たちはハナから「正捕手は小林に落ち着くだろう」と見ています。阿部はオープン戦で3イニング守って息も切れ切れ。日ハムから中日に移籍した大野(奨太、32)をはじめ、パからセに移籍して正捕手になったケースはほとんどない。巨人の球団関係者は、セの細かいデータ野球に対応できないからだと分析し、小林を推しているといいます。

在京スポーツ紙デスクB:それなのに4人に正捕手の可能性があると匂わせているのは、原(辰徳)監督流の操縦術でしょう。キャンプでも、昨年は選手食堂やロッカールームをOBが自由に出入りできていましたが、今年から大物OBでも入れなくなった。キャンプ地の宮崎では、打撃ゲージ裏に“原タワー”と呼ばれる原監督専用の長椅子があって、招き入れられるかどうかでOBと原監督との“距離感”が分かる。

在阪スポーツ紙デスクD:まァ、堂々としたコメントが多いから、“仏頂面の高橋(由伸)監督よりも助かる”と思っている記者は多いけどね。

セ担当A:広島からFA移籍してきた丸(佳浩、29)が広島流の厳しい練習を巨人でも続けているので、周りの選手も刺激を受けていると原監督は喜んでいるようですが、「緩い練習しかしてこなかった巨人の選手はシーズン前に息切れだ」と期待する他球団の声も聞きます(笑い)。

デスクB:パ・リーグでは、ソフトバンクの工藤公康監督が“絶対君主”になった、とも言われている。昨年まで監督に苦言を呈する役割だった達川光男ヘッドが退任したからね。

パ球団担当記者C:戦力が厚いので成績は残していますが、投手出身監督ながらドラ1の投手が活躍していないのも気になります。監督に就任した2015年のドラ1・高橋純平(21)や、2016年に5球団競合で入団した田中正義(24)らのクジを引いたのは工藤監督ですが、活躍できず今年も万全ではない。

在阪デスクD:最速158kmの今季のドラ1・甲斐野(央・ひろし、22)も“呪い”の餌食にならないといいけど。開幕一軍の新人は見出しになる。大きなネタになるルーキーがいるといいね(笑い)。

※週刊ポスト2019年3月22日号

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