金本知憲を殴った男「金本は弱い印象。すぐギブアップした」

NEWSポストセブン / 2012年3月14日 7時0分

 まもなくプロ野球が開幕するが、オフシーズンにオンエアされる『ガンバレ日本プロ野球!?』(J SPORTS)は普段は見られないような選手の素顔、そして本音を聞けるとあって、プロ野球ファン・関係者の間で人気が高い。

 11年続く同番組だが、特に話題となった会が2005年にオンエアされた金本知憲(阪神)と、金本の東北福祉大野球部のチームメート・松本俊彦さん(ニカウさん・ソムリエ)、石田稔之さん(会社員)が登場した回だ(年次はニカウ・石田・金本の順)。番組で過去2度にわたって語られた伝説の「ニカウの金本殴打事件」とは――。東北福祉大の伝説の選手会長であり、「金本を唯一殴った男」として番組の名物キャラになったニカウさんが、出演の経緯、大学時代の思い出を語った。

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 番組に出るきっかけは、(番組MCを務める)大塚光二(元西武)から「後輩である金本の回に、サプライズゲストとして出てくれへんか」と連絡が来たことです。大学時代の仲間の頼みということもありOKしました。

 最初の収録は日曜の夜でした。仕事終わりの時間で大丈夫といわれたので、仕事着のまま収録場所に向かいました。打ち合わせたのは「ワインを1本持ってきて欲しい」というのと、出て行くタイミングだけで、あとはすべてアドリブ。(同じく番組MCの)金村義明さん(元近鉄、西武、中日)にうまく引き出してもらいました。

 ウチはフランス料理店だし、お客様は見ていないだろうとタカを括っていたんです。でも意外と多かった。もともと流行っている店ではありましたが、番組のおかげで連日満席状態。大塚からの予約も断わっちゃいました(笑い)。

 1回出してもらったら十分と思っていましたが、仕事の休みの日にロケが設定されるので、断わるに断われなかった。結局、番組に5回、キャンプに2回。ちょっと調子に乗りすぎましたね(笑い)。キャンプではサインを求められた。どうしてもといわれたんで、カタカナで“ニカウ”と書きました(笑い)。

 ボクは野球の腕は最悪なんです。大学時代、監督からは「練習しなくていいから食事の用意を手伝え」といわれてた(笑い)。大塚は野球を始めたのが遅かったけど、地肩が強くて、とてつもなく足が速かった。でも野球センスがなかったなァ。ボクがいえた立場じゃないですけどね(笑い)。

 カネモっちゃんはこの年齢まで頑張るとは思いませんでした。大学時代は頑張り屋でもなく、強いというより、むしろ弱い印象でしたからね。プロレス遊びでもすぐ関節技にギブアップしていました。まァ、ボクがもっと締めてたら今の彼はないですね(笑い)。

 ちなみに「ニカウ」の由来は、映画『ブッシュマン』に出てくるニカウさんに似ているところから。カネモっちゃんら後輩も“仇名にさんをつければ敬称になるやろ”って「ニカウさん」と呼ばれていました。ホントに失礼な後輩たちですよ。

※週刊ポスト2012年3月23日号



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