最新・新受験生向けサービス 合格祈願代行やパケット制など

NEWSポストセブン / 2012年3月14日 16時0分

 3月10日の東京大学、13日の東京芸術大学の発表で、国公立大学の前期合格発表が完了した。今月下旬にかけては後期日程などの合格発表が続き、2011年度の受験シーズンもいよいよラストを迎える。だが4月からは、新受験生たちの新たなチャレンジがスタート……ということで、不安と期待入り混じる新受験生とその家族が、気になりそうな情報をピックアップ。

 まず改めてここ数年の受験にまつわる話題や傾向は? というと、少子化の進行で「受験バブル」は崩壊。“不合格者を出さない大学”として、予備校や受験生から「BF(ボーダーフリー)ランク」「Fランク」「Fラン」とカテゴライズされる大学が出るなど、志望校やランクを選ばなければ、誰でも大学に入学できる時代が到来している。

 しかし学歴や出身大学が、その後の人生に影響する社会の仕組み自体は変わっていないため、“Fランだけど、とりあえず大学は出たもん”というのでは、将来的に不安が残るということも。その一方で、経済状況や親の懐具合が受験にも影響して、かつての「浪人してでも、いい大学へ」から、「現役合格」によりウェイトが高まっているのも、最近の大きな特徴だろう。

 柔らかめな話に目を向けると、藁にもすがりたい受験生の気持ちと社会全体の不安感にマッチして、ネットニュースやワイドショーでも話題となったのが、全国各地の「パワースポット詣で」や、それに便乗した「合格祈願代行サービス」など、“それってちょっと、不謹慎なんでは?”“そんなんでホントに「御利益(ごりやく)」あるのか!?”とも思われる神頼み系ビジネス。

 またすでに定番の「キットカット(きっと勝つと)」をはじめとする、縁起モノ食品やあやかりグッズもアイテム激増中。「コアラのマーチ(寝ていても木から落ちない)」、「ダルマサイダー(合格祈願を受けた原料で作ったサイダー)」、チキンカツ入りの「チキンラーメン(キチンと勝つ!)」など、“ダジャレかよっ!”とツッコミつつ、本番シーズンに突入したらつい買ってしまいそうだ。

 真面目なところでは、受験指導を行なう受験塾や予備校の動きとして、名物講師が全国の教室に向けてサテライト授業を行なうといった画一的な手法は影をひそめつつあり、受験生1人ひとりの個性にフィットする個別授業のほか、塾や予備校それぞれが特色を打ち出した授業が注目されるようになってきている。例えば、不登校で高校にはほとんど行けなかった子供が、受験塾の熱血先生の1対1授業で学ぶ楽しさに目覚め、国立大にストレート入学、といったケースもあるという。

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