食品の放射能規制値改訂 厚労省と文科省見解異なり国民不安

NEWSポストセブン / 2012年3月20日 16時1分

 ベストセラー『がんばらない』著者で、諏訪中央病院名誉院長の鎌田實氏は、東日本大震災の被災地支援のため、たびたび現地入りしている。その鎌田氏が、4月から改訂になる食品の放射能規制値についての問題点を語った。

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 4月から日本では、新しい食品の規制値が改訂になるが、今から物議を醸しそうな気配だ。

 この規制値は厚生労働省が中心となって決めた。僕は、世界一厳しい基準を作ったほうが国民の健康も守られ、かえって福島産の食品が売れるようになると思っている。例えば、1kgあたり40ベクレルという世界一厳しい基準を作っても福島の野菜の95%はクリアできるだろう。

 この規制値に対し文部科学省は、厳しすぎると批判している。こんな対立があると、国民はなにを信じていいか分からなくなる。一つに決めるときは、いろいろな意見を持っている人たちを、きちんと審議に巻き込んで、決めたことを徹底することが大事なのだ。

※週刊ポスト2012年3月30日号



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