2年制以上で授業1700時間以上の専門学校は就職有利らしい

NEWSポストセブン / 2012年3月23日 16時1分

 大学全入時代、中堅レベル以下の大学ならば専門学校に行ったほうが就職は有利というのが教育界の定説になりつつある。専修学校は全国に約3500校あり、そのうち約2800校が専門課程を持つ専門学校だという。

 数が多すぎてどこを選べばいいのかわからない、といった声もよく聞かれる。実践教育ジャーナリスト・松本肇氏によれば、最低限の基準は、都道府県知事が認可している学校かどうか。それに加えて、次のようなポイントを挙げる。

「就職を考えるなら、専門士の称号が取れる2年制以上で総授業時数1700時間以上の専門学校を選ぶこと。学校によっては地元の企業に太いパイプがあったり、特化した分野で企業からひっぱりだこの学校もあるので、実績や地元での評判をよく調べることが大切です。また、企業が経営・設立しているような学校はその企業への就職が非常に有利です」
 
 企業が経営する専門学校の好例が、学校法人ホンダ学園だ。その名の通り、自動車メーカーのホンダが運営する、自動車整備士や開発エンジニアを養成する専門学校で、関東と関西に2つの学校がある。
 
 そのひとつ、埼玉県ふじみ野市にあるホンダテクニカルカレッジ関東の教頭兼学生部部長の山田幸昌氏がいう。
 
「本校は今年で創立35周年。初代の校長は本田宗一郎で、会社経営の第一線を退かれた後にこの学校を創立しました」
 
 卒業生の就職率はほぼ100%で、その多くがホンダの関連企業に就職。この就職難の時代に、学生数よりも求人件数のほうがはるかに多い“売り手市場”だ。
 
「関東はもちろん、遠く北海道や九州の企業からも推薦をいただいている。とくに整備士の業界でいえば、地方にもホンダ直系のディーラーがたくさんあり、みな優良企業。給与・待遇面でも恵まれていて、あまり転勤もないのが魅力です」(前出・山田氏)

※週刊ポスト2012年3月30日号



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