新入社員の洗礼 愛社精神試すため社歌の穴埋め問題解かせる

NEWSポストセブン / 2012年4月8日 16時2分

 数年前から「ゆとり世代」が社会人になり、彼らは「ラクして結果を出そうとする」「深く考えない」「注意するとすぐヘコむ」「指示待ち」などといわれています。うんうんと納得の方も多いかもしれませんが、新入社員なんていつの時代もそんなもの。最初は頼りなくとも、会社で幾多の経験を経て、育っていきます。今回はOL5人が新入社員時代に受けた洗礼の数々について語り合いました。

 * * *
ヒロ(30歳・保険):近頃の新人って、ちょっとしたことで「心が折れる」んでしょ。

マナ(26歳・メーカー):うん。どしたの、トートツに。

ヒロ:いや、私ね、初めて新人研修の指導役を担当するハメになってね。どうやって、ヤツらの心を折らない程度に、鼻をへし折ってやろうかと思ってさ。

ユキ(29歳・商社):お~、コワ。でもま、最近の子は「神様スペック」とかいわれるほど、学歴やら資格だけは上等だから、イビりがいがあるよね。

チコ(26歳・企画):ウチらも過去に散々、「洗礼」を受けてきたしね。

ヒロ:ウチでは、新人は「夜キャン」つって、忙しい最中の飲食店の人たちに、飛び込み営業するのが定番。大体コレで、毎年1割はいなくなるよ。

ノリ(28歳・エンタメ):ウチの「洗礼」もキツイよ~。ウチはある遊戯装置を作ってるんだけど、バラバラにした装置を、イチから組み立てさせるの。全員に。説明書もナシで。

ユキ:自社製品は体で覚えろって? 無理無理~。

ノリ:それだけじゃないよ。新人はまず、ド田舎の工場勤務でラインに立たされるから。その間に、遠距離で彼氏や彼女に浮気された人が何人いるか。

ヒロ:それ、自分のこと?

ノリ:……。

マナ:ウチは、医療機器を作ってる会社だから、高齢者疑似体験は必須。1日中、車いすに乗るだけじゃなくって、弱視になるメガネだの手元が不自由になる手袋まで着用して、本格的な老人になるの。

ユキ:へ~、リッパ。ウチは完全、体育会系だから、もっと手荒だよ。3日に及ぶ新人研修では、入り口で携帯もパソコンも私服も取り上げられて、女子でも1日ジャージ姿。朝からランニングさせられるわ、自炊させられるわ、だからね。

ノリ:いや、ウチも社風は体育会系バリバリよ。新人は、「礼儀」として、社内エレベーター使用禁止で、研修後には、愛社精神を試すため、社歌の穴埋め問題まで解かせるから。

マナ:ウチは、愛社精神を「体」で試されるんだよ。健康がテーマの会社なだけに、メタボ禁止で、体脂肪率の高い新人は、ダイエット研修参加が必須だわ、昼休みに呼び出されてサイクルマシンに乗らされるわで、晒し者にさせられるからね。

チコ:ひょえ~。

※週刊ポスト2012年4月13日号



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