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「お金のプロ」が勧める金融機関ベスト5

プレジデントオンライン / 2017年11月14日 9時15分

投資を始めようと考えたとき、どこに口座を開けばいいのか。「プレジデントウーマン」(2017年7月号)の特集「新しいお金の増やし方」では、50人の女性ファイナンシャルプランナーに、投資を始める女性におすすめの金融機関について聞きました。ベスト5に選ばれた金融機関とは――。

■上位5位はすべて「インターネット専業」

投資を始めるなら、どの金融機関がいいの? 全国の女性ファイナンシャルプランナー(FP)50人にアンケートを実施。投資初心者の女性におすすめの金融機関を聞きました。

その結果、上位5位まですべて手数料の安いインターネット専業の金融機関。「手数料の次に重視するのは『使いやすさ』と『見やすさ』」(Money&You 高山一恵さん)で、そこが順位の分かれ目になったよう。

約半数の支持を集め、堂々1位に輝いたのはSBI証券。その理由は、圧倒的なWEB画面の使いやすさ。さらに、「住信SBIネット銀行と一緒に利用すれば、銀行から証券口座にお金を移すとハイブリッド預金となり、出し入れ自由なのに普通預金より高い金利が適用される」(FP事務所マネーサロンキャトル 内村しづ子さん)など、SBIグループであることのメリットも大きい。

2位の楽天証券は商品のラインアップが売り。さらに、キャンペーンなどで各種ポイントがたまるため、楽天ユーザーならお得かも。3位のマネックス証券は情報の豊富さを挙げるFPが多かった。スクリーニング機能の充実やWEBセミナーの豊富さが魅力だ。

外貨預金がしたいなら4位のソニー銀行、投資信託から始めたい初心者は5位のセゾン投信もよさそう。そのほか、店舗を持つ金融機関は上位には入らなかったが、たとえば銀行は外貨投資向き。「新生銀行や三井住友銀行はアメリカへのドル投資の際の送金、およびドルでの利息や元本が受け取りやすい」(安田まゆみさん)など、自分の投資の目的に合った業態を選ぶのもいいかも!

■情報源は意外と王道。自分なりのセンスを磨こう

ではFPが自分の投資で使っている金融機関は? トップ3社は同じだったものの、4位に野村證券がランクイン。「担当者と相談しやすいので、年に数回店舗に足を運んでいます」(匿名希望)など、ネットでは取れない生の情報にプロは触れているそう。

FPに投資の情報源を聞いたところ、日本経済新聞、『会社四季報』、経済系のニュース番組やサイトなど、意外とシンプル。王道の情報源から自分なりに読み解くのが大切!

そのほかこんな意見も。「実際に自分で(マイナス覚悟で)売買したり、サービスを利用したりすることで、情報収集することが多いです」(コラムニスト・FP 西山美紀さん)。投資って「習うより慣れよ」?

Q.投資を始める女性におすすめの金融機関は? ※複数回答

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1位:SBI証券支持率:48%
商品が豊富で手数料が安い!

●500円から投資が始められる。商品のラインアップが多く、購入時や保有時の手数料が安い。(匿名希望)
●住信SBIネット銀行との連携(ハイブリッド預金)の使い勝手の良さ。(生活マネー相談室 WAFP関東会長 八ツ井慶子さん)
●パワーサーチというシステムがあり、投資信託をさまざまな項目で比較できる。(エフピーブラッサム 工藤清美さん)

 

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2位:楽天証券支持率:36%
とにかく簡単で初心者にも使いやすい

●WEB画面の見やすさ、楽天カードとの親和性、一般の人に馴染みがある。(匿名希望)
●最低の1000円から金やプラチナ積み立てもできる。確定拠出年金との一元管理が可能。(FP For You 代表 稲村優貴子さん)
●「投資しながら同時に楽天ポイントなどもたまる」(ライフヴェーラ代表 WAFP関東 鈴木さや子さん)

 

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3位:マネックス証券支持率:20%
少額でも株式投資がしやすい

●少額で株式投資ができる。取扱投資信託のラインアップが多い。(優益FPオフィス WAFP関東事務局長 中村真佐子さん)
●いつでもどこでも、スマホから確認、取引ができる。WEBセミナーも充実しています。(FP上山事務所 上山由紀子)
●扱い方が簡単でわかりやすいサイトだと思うので。(匿名希望)

 

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4位:ソニー銀行●支持率:14%
●外貨積み立てが500円からでき、手数料も安い。(ファイナンシャルプランナー 廣木智代さん)


5位:カブドットコム証券●支持率:6%
●注文方法が多彩で、使い勝手がいい。(匿名希望)


5位:セゾン投信●支持率:6%
●商品数が2つなので、最初はわかりやすく始められるのでは。(匿名希望)

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▼そのほか、こんなオススメも!

証券会社:野村證券、フィデリティ証券
銀行:新生銀行、三井住友銀行、りそな銀行、住信SBIネット銀行、池田泉州銀行、福岡銀行、楽天銀行
投信など:レオス・キャピタルワークス
FX:SBI FX トレード、外為どっとコム
「銀行は外貨投資をしたい人におすすめ」という意見が多かった。また、SBIグループは証券、銀行、FXなど幅広く連携されているのが見て取れる。レオス・キャピタルワークスは主に日本の成長株に投資する「ひふみ投信」で話題に。

 

調査概要
編集部より各団体等(取材協力欄参照)に依頼し、女性FPを対象にアンケート調査した。期間は2017年3月30日~4月24日。

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Q.自分が投資で使う金融機関は? ※単一回答

マネックス証券が2位に浮上。「WEBの画面が見やすく操作方法が自分に合っている」(匿名希望)と、サイトデザインが高評価。4位には野村證券が。「投資目的や投資したい業種や分野、投資スタンスに沿った商品の案内を受けられる」(匿名希望)。手数料が割高な分、良質な情報を得られるようだ。

Q.投資の情報源ってどんなもの?

【新聞・書籍・セミナー
●興味のある分野で書籍が出ているものは、何冊か購入して勉強する。日経新聞のマネー教室の記事は、わかりやすい。(FP事務所アイプランニング WAFP 関東 飯村久美さん)
●書籍は、「電車の中で読んでみたい」と感じたものを購入します。「時間をとって読もう」という本は、本棚に入れっぱなしになる可能性が高いです。セミナーは、講師で決めます。証券会社や銀行主催のセミナーは、参考程度に聞いておきます。(オフィス・ラ・クレ 山田容子さん)

【WEB】
●「モーニングスター」は、投資の基礎知識から学びたいという方にも良いと思います。(てらの・ファイナンシャルプランニングオフィス代表 寺野裕子さん)
●「やさしい株のはじめ方~基礎からわかる株式投資~」(学校では教えてくれないお金塾 主宰 森 知香さん)
●コモンズ投信、さわかみ投信、ひふみ投信、鎌倉投信など日本の投資ファンド会社のページを見ています。(FP オフィス・ミラボ 京極佐和野さん)
●気になる人のFacebook。(Cras代表 前野 彩さん)

(編集・ライター 相馬 留美 取材協力=FP Cafe(R)、WAFP関東(女性FPの会/文中、WAFP関東)、株式会社Cras、WAFP九州)

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