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実家の片付けは"業者に丸投げ"でもいいか

プレジデントオンライン / 2019年1月14日 11時15分

■二束三文どころか、引き取り料がかかる場合が多い

どんなに元気な親も、いつか必ず亡くなります。実家の片付けは、親の存命中から少しずつ始めることをお勧めします。いきなり親の物からではなく、まずは実家に残している自分の物から整理し始めましょう。昔のアルバムや表彰状などを親と懐かしみ、徐々に親の物に移るのが理想です。

親がいままで普通にできていたことができなくなり、「あれ?」と感じることが出てきたら、そのときがスタートのタイミングです。帰る回数を増やし、親とコミュニケーションを取りながら片付け始めてほしいです。

とはいえ、亡くなるまで何の準備も、片付けもしていない、というのはよくある話。親世代は物持ちがいいため、古い衣服から小物までなんでも残しがち。まずは他人には任せられないものを処分しましょう。

宝飾品や着物、思い出の品物などは、親族での形見分けをお勧めします。故人を偲びながら、心も整理できますよ。

家具などは業者に頼むほかありません。二束三文どころか引き取り料がかかる場合が多いと思いますが、自分たちで処理するには手間がかかりすぎます。

きょうだいは他人の始まり。誰が何を片付けるかなど、面倒な話は揉め事に発展します。どうにもならないときは司法書士や弁護士など、専門家に入ってもらうのも手です。尾を引く厄介事にならないようにしたいものです。

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親の存命中に着手。他人に判断不可の物から処分する

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松本すみ子
シニアライフアドバイザー
アリア代表取締役。シニア世代のライフスタイル提案、市場コンサル、講演、執筆などで活躍。著書に『地域デビュー指南術』など。
 

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(シニアライフアドバイザー 松本 すみ子 構成=衣谷 康)

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