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あなたを成長させてくれる人、10タイプ

プレジデントオンライン / 2019年1月18日 11時15分

※写真はイメージです(写真=iStock.com/nd3000)

友人は多いほうがいい。誰もがそう思い、できるだけいろいろな人と交友関係を続けようとする。だが、時間は誰にも有限で、貴重なものだ。また、誰とどのように過ごすかによって、その人の環境や状況は大きく変わる。普段どんな人と一緒にいるかによって、人生が決まると言っても過言ではない。あなたが大事にすべき人とは、どんな人か――。

■どんな人と関係を強化すべきか

最優先に会うべき人に有限な時間を使うためには、今の交友関係を棚卸しする必要が出てくる。間を置くべき人と、時間をもっと共有したい人が誰かを考えて行動してみよう。「友人を切る」などという言葉や思いでなく、間を置く人と会っていた時間を、関係を強化したい人のために費やすと考えればいい。間を置いてみたら、やはり必要な人だったということがわかる場合もあるだろう。それならまた関係を強化すればいい。

では、どんな人と関係を強化していくべきか、逆に、どうすれば、あなたが求められる存在であり続けられるか。そのヒントをまとめた。

1、仕事に没頭している人

しかたなく仕事をしている人間は、しかたのない人生を過ごしていることが多い。「仕事を選ぶことは、人生を選ぶことだ」と言われるように、どんな仕事でも熱心に取り組み、自分の仕事に誇りと自信を持っている人は、大切にする価値のある人だ。

自分の仕事に誇りを持って取り組んでいる者同士なら、互いによい刺激になり、啓発し合える関係でいられる。もし、あなた自身が「仕事が面白くない」と感じているとしたら、「仕事が悪いのではなく、自分の仕事への取り組み方に工夫がないことに起因しているのではないか」と考えて、この機会に自省してみよう。

2、過去の話でなく、明日の話ができる人

同窓会などで、過去の思い出に浸ることはあるだろう。だが、社会人になって時間が経過しても、学生時代の話や若いころの話しかできない人は、現在の暮らしに満足していないことが多い。過去を懐かしむばかりで、明日の話ができない人は、進歩や進化をしていない可能性がある。昨日は今日のために、今日は明日のためにある。弱気になったとき、自分も過去を懐かしんでいないか、ときどきセルフチェックしよう。

3、他人の幸せを喜べる人

「他人の不幸は蜜の味」と感じる、さもしい人間がいる中で、相手の幸せや成功を自分のことのように喜べる人は貴重だ。そうできる人は、自身も幸せに暮らしている。もし自分の周りに1人でも該当する人が存在したら、その人は誰よりも大事にしよう。いつも味方になってくれるあなたの親と並ぶ、価値ある人だ。

4、人の痛みを肌で理解できる人

人間は、実際に自分自身が経験したことでないと深い理解ができない面がある。人が受けた苦しみや心の痛みを肌で理解し、共有し、その解決に向けて動いてくれる人が傍にいるとしたら、あなたはとても恵まれている。人の価値は、自分が苦境にいるときほどわかる。

5、向学心が旺盛な人

仕事が定型業務の人にありがちだが、仕事とはパターン化するものだと錯覚し、自身の能力向上に取り組まない人がいる。いずれこうした仕事はAIやロボットに代替されてしまうことに気付いていない。代替できない新たな業務や非定型業務にいつでも就けるように、絶えず自分のスキルを高度化しようと取り組んでいる人と関係を強化しよう。

そういった人に会うと、優越感に浸ったり自慢していたりする自分がいたら要注意だ。また、上から目線でしか人と付き合えない自分がいたら、実力のある友人や知人に恵まれていない証左になる。

※写真はイメージです(写真=iStock.com/Hybrid Images)

■愚痴を言わない、不満を言わない人は貴重

6、いつも刺激をくれる人

会うことで自身を振り返る機会になり、会うたびに刺激を受けてモチベーションが向上するような人とは、関係を強化しよう。ときに相手の活躍が眩しくて、嫉妬心が起きそうになる場合もあるかもしれないが、それは自分を鼓舞する材料だと考える。また、友人と再会し、そこでどんな会話をしたかを振り返えれば、互いに求めている話題が見えてくる。食事をしていても、旅行に行っても、互いの会話は話題に富み、時間つぶしをし合う関係でないなら、互いに成長する機会に繋がる。

7、価値観が一致している人

人生の生き方やライフスタイルはさまざまだが、価値観を共有できる友人の存在は何より貴重だ。自信をなくし、あるいは不安が襲う事態になっても、価値観が同じ人からの助言は素直に受け入れられるものだ。

8、愚痴や不満が会話に出ない人

誰でも仕事や家族のことで、悩みや問題を抱えているものだ。だが、抱えている問題や課題を前向きに解決しようと試みている人なら、その話題になっても、愚痴や不満にはならない。何ら解決策につながらない愚痴や不満に付き合わせたら、相手の貴重な時間を奪う最悪な人間になってしまう。

9、互いの長所を認め、尊敬し合える人

年齢や性差に関係なく、相手の長所を認め、その人を互いに尊敬していることで人間関係は深みを増す。年下であっても、専門性が高く、多くの知見を持つ友人がいる人なら、多様な交友関係を形成しているはずだ。

10、再会したとき、自然と笑顔になれる人

久し振りに再会しても、日ごろから頻繁に行き来していたとしても、互いに自然と笑顔で出迎えられる関係なら、何より大切にすべきだ。その人が、自分の笑顔を生み出してくれるだけで、幸せを実感でき、心休まる。笑顔と共に交わす献立と盃が、さらに至福の時間を運んで来てくれる。こんな相手となら、腹の底から笑うこともできる。

■チャンスに恵まれる人、恵まれない人

人は自ら成長することを諦めると、現状維持に徹し、そこで満足してしまう。その一方、絶えず現状を見直し、新しい環境を手に入れたいと考えて取り組む人がいる。普段から自分を磨いている人には、必ずチャンスが訪れる。そのチャンスを与えてくれるのは、とても限られた、価値ある人たちだ。

日々自己研鑽に務める若者なら、心ある大人は飛躍する機会をつくってくれる。長年努力を重ねてきた人のことを、心ある大人たちはその姿を見ており、飛躍する機会を与えてくれる。歳を重ねても、新たな友人や価値ある人との出会いはある。SNSを駆使すれば、どんな人とも接点が持てる。

(マーケティングコンサルタント 酒井 光雄 写真=iStock.com)

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