クレカ"ランチ使えません"の店で使う方法

プレジデントオンライン / 2019年4月2日 9時15分

写真=iStock.com/macniak

■「ランチはクレカ使えません」店舗でクレカを使う

人間が生涯を過ごすうえで必要になる金額は、およそ2億円だといいます(全国銀行協会HPより)。

これは人間が生まれてから死ぬまでに、2億円の消費をする、とも言い換えられます。

消費の際には、なるべくクレジットカードを使ってポイントを貯め、実質的な支払いを少しでも減らすべきだ、ということは本連載や特集でも再三言われてきました。

仮に2億円すべてを私のおすすめする還元率最大1.575%のクレジットカード、日本盲導犬協会カード(JACCS、前年度300万円以上の利用が条件)で支払った場合、315万円分のポイントが貯まることになります。決済手段を変えるだけで、国産の新車やロレックスのデイトナが人生にプラスされるかもしれません。

ですが、いかなるときでもクレジットカードを使うというのは意外と難しいものです。

コンビニで新入りと思しき店員さんに応対されたときや、友人とワリカンするときなどはつい「じゃあ現金で……」と口走りそうになりますが、1度ラクなほうに流されると止まらないのが人間。コンビニでボールペンを1本買うときでも、鉄の意志でクレジット決済を徹底しましょう。これを繰り返すことにより「現金で払ったら負けだ」という意識がついてきたらロレックスも眼前かもしれません。

ですがクレジット決済をしようとすると、ランチの際にトラブルが起こりがちです。居酒屋やカフェのランチでは、クレジット決済を断られることがあります。また「クレジット決済は5000円から」などというルールが課せられているお店もあり、クレジットが使えないこともあります。

一般的に、加盟店は決済ごとにクレジット会社へ決済額の3~10%ほどの手数料を払わねばなりません。利益率の低いランチでクレジット決済を認めると、さらに儲けが減ってしまうことが断られる主な理由ではないでしょうか。

ですが、この対応はクレジットカード会社の加盟店規約に違反しています。

アメリカン・エキスプレスの加盟店規約には「加盟店は、直接的か、間接的かを問わず、以下のことを行ってはなりません。(中略)会員に対し、その他の支払手段または他の支払方法(例えば現金払い)を使用するように説得しようとしたり、促したりすること」と明記されており、クレジット決済が可能であるにもかかわらず決済を拒否することはできない決まりとなっています。

これはアメリカン・エキスプレスだけでなく、JCBやほぼすべてのカード発行会社、決済代行会社の規約にも記載されており、ランチでのクレジットカード利用拒否は根拠のないマイルールです。

では、ランチでクレジット決済を拒否する店に遭遇した場合、どうすればよいでしょうか。店員さんに「クレジット会社の加盟店規約に違反する行為ではないですか?」と私がひと言聞いたところ、確認した4店舗すべてでカードを使うことができました(2018年12月に実施)。

その場に責任者がいない場合や、直接質問するのが憚られる場合は、カード会社もしくは端末を管理する決済代行会社に連絡を入れることで、後日、店舗に指導が入り解決するはずです。

1000円のランチ1回で得られるポイントは10~15円分と決して多くありませんが、与えられた権利のために闘うのはケチではありません。これ以上言い訳を重ねないための「覚悟」です。

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山野祐介
行動するお金博士
1991年生まれ。自らの節約生活をもとにした「1週間食費0円生活」を月刊誌で連載中。節約術やお金の最新事情に精通。

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(行動するお金博士 山野 祐介 写真=iStock.com)

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