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資産4億超のトレーダーが"妻とする入眠儀式"

プレジデントオンライン / 2019年10月3日 6時15分

Getty Images=写真

■細切れ睡眠で4億超えトレーダーに

為替市場は24時間動きます。しかもチャンスが訪れるのは値動きが拡大するNY市場の時間帯。日本時間でいえば深夜から早朝です。為替のトレードを始めた当時は会社員でしたから、深夜1時すぎまで取引してから眠り、7時に起床して出社。昼休みと帰宅後に仮眠して深夜までトレードをしていました。体力的に一番キツい時代でしたが、まだ20代でしたし、取引するほどにお金が増える——当時の自分にはそれが喜びだったから耐えられたのでしょうね。

専業トレーダーとなったのは資産が5000万円を超えた5年前。寝ている時間以外はずっと取引するようになり、睡眠は「細切れ」に。NY市場が閉まる5時すぎに寝て、日本市場開始前の8時30分に起きる。昼に仮眠して15時には日本市場の大引けや夕方に始まる欧州市場のために起きて取引するといった2、3時間ずつ細切れで眠る生活です。

そんな生活を1、2年続けることで資産は億を超えましたが、体調は悪化。起きてもスッキリせず頭が重く、判断力が低下し値動きに対する反応が遅れる。100%のパフォーマンスが発揮できず、収益面でも悪影響が出ていたと思います。起床時に心臓がバクバクしたり息苦しさを感じるようにもなり、精神的にもうつ病のような症状が出てきました。細切れで計6時間眠っても体力は回復しないんだと実感しました。

■長時間しっかり眠ることを意識

睡眠時間を削って取引すればお金は増えますが、死んでしまったら意味がありません。そう思ってから、長時間しっかり眠ることを意識しました。ただ、いざ寝ようとしても、トレードを終えたばかりだと眠れないんです、頭が覚醒していますから。

すんなり寝付けるようになったのは、自分なりの睡眠ルーティンを見つけてからです。私には変な癖というか嗜好があって、足の裏をくすぐられると落ち着くんです。妻は足をマッサージされると眠くなるので、私が妻の足をもんで、妻には私の足の裏をくすぐってもらうというのが就寝前のルーティンとなりました。

最近ルーティンに加わったのが、個人が配信するインターネット放送。素人のおじさんが話すだけの放送です。男性の声だと落ち着くし、話がつまらないから眠気を誘うんです。それを聞きながら妻にくすぐってもらうと10分もしないうちに眠れます。

昨日は深夜3時すぎに取引を終えて10時まで寝ていました。長時間寝ることで収益チャンスは逃しているかもしれないですが、お金ばかりではなく人間らしい生活も大切です。筋トレなどで体を動かすようにもしていて、体調はすこぶるいいですね。ただ、趣味である釣りや登山の前日は楽しみすぎて眠れませんが(笑)。

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はみ毛 為替トレーダー
専業トレーダー。20代後半の会社員時代に為替市場での取引を開始。10万円の元手を2年弱で5000万円へと増やし専業トレーダーに。現在までの累計利益は4億円を超える。

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(為替トレーダー はみ毛 構成=高城 泰)

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