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夜のパーティに着替えず行ける意外な仕事服は

プレジデントオンライン / 2020年1月19日 11時15分

※写真はイメージです(写真=iStock.com/okouu)

「おしゃれは仕事の邪魔になる」という時代から、「着こなしもビジネスの手腕のうち」という考えに変わって久しい昨今。共通して言えるのはいつだってT.P.O.が大切だということ。では、アフター7に会食やパーティがある日、あなたは何を着ていますか? 部下に見本を示すべき立場として、その場にふさわしく装うのもまた、仕事のセンスの見せどころです。

■ファッションセンスはビジネスセンスそのもの!

たとえば仕事終わりにクライアントと会食。またたとえば、会社から直帰でビジネスパーティ……。テイストが異なる予定がふたつ以上入っている日ほど、着こなしが難しいものはないですよね。夜の予定を意識しすぎればオフィスで浮くし、かといっていつもどおりの地味色スーツに味気ないシャツにA4バッグでは、華やかなシーンでは明らかに場違いとなることも。

しかしながら、着こなしのセンスはコミュニケーションのセンスに匹敵します。とくにエグゼクティブの皆さんはプレゼンにしろ、パーティにしろ、社外の人と会うときには“会社の顔”として出席するわけですから、装いから発言までが大切なアピールポイント――つまりはビジネスにおいての重要なツールとなるわけです。

そんな中、「何を着ていいのかわからないからとりあえず無難に」という考えはあまりにももったいない。無難であることを選べば、周りから浮いたり、白い目で見られることはないかもしれませんが、それはひとつのビジネスチャンスを逃すことにも。あなたが無意識にそうしているように、クライアント側も「その場に何を着てくるか」というファッションセンスを含め、あなたを評価しているからです。

■やりすぎゴージャスはNG! 華やぎバランスが着こなしのカギに

昼はスーツ、夜はワンピース……とわざわざ着替えるのも悪くはありませんが、できることなら荷物や手間は少ないまま、そして装うことを重荷に感じずに、本来の目的である仕事に、そしてコミュニケーションにと集中したいところ。そうなると当然、どちらのシーンにも合う素敵な着こなしは限られるのですが、そんなときこそ経験値がものをいう。苦手意識を持つ人が多い分野こそ、実はライバルに差をつけるチャンスでもあるのです。

まず抑えておきたいポイントは、「華やかだけれど派手ではない」こと。夜パーティがあるからといって、二の腕や太ももがバーンと強調されるような大胆な肌見せや、キラキラ&ゴージャスな素材のアイテムでは、オフィスではギョッとされてしまいます。清潔感と信頼度はそのままに、ほんの少し、華やかさをプラスする。そう意識するだけでも、いつもとは違う特別感がありながらも、オフィスで浮かない絶妙な着こなしの目安になります。

また、当然ながらきちんと感はマスト。華やかに装うことは、着くずすこととは違います。エグゼクティブにふさわしいエレガントな着こなしは、どんな場所においても必須条件です。

■オールシーズン使える意外なあのアイテムが狙い目!

そこでオススメしたいのが、大人のための上品なオールインワン。同じように1枚でサマになるワンピースは着慣れていても、パンツタイプのオールインワンって……実は抵抗がある人、多いのでは? けれど落ち感のある素材のオールインワンなら、エレガントな印象でカジュアルに転ばず、さらには女性らしさも満点。ジャケットを羽織ることで即、ビジネス仕様に変身します。

また、色は思いきって「白」を選ぶのもひとつの手。黒やグレーは安心感がありますが、いつもと同じ印象に落ち着いてしまうのは否めません。ほんのり華やかさを出したいときには、スペシャルな雰囲気の白を。パッと目につく存在感がありながら、清潔感も申し分がないのが白の魅力。それでいてベーシックカラーなので、オフィスで浮く心配がないのです。白というからには、透けにくさも重要なので、気負わず着こなすためにも、裏地付きのタイプを選ぶのも忘れずに。

悪目立ちを恐れて、まるで新入生のようなスーツ姿で会食やパーティに出席することがないように。または、オフィスで周りから気を遣われるような場違い感を醸し出さないように。大人として、そしてエグゼクティブとしてT.P.Oにふさわしいセンスのいい着こなしを学ぶことも、大切な仕事のうちと心得て。

今月の名品

エストネーションのオールインワン

体のラインを際立たせないワイドなパンツシルエットは、スカート風にも見え、媚びのない女性らしさとカッコよさを両立。ベルトマークされた高めのウエスト位置で、スタイルアップにもひと役買って。オールインワン3万2000円/エストネーション
合わせるジャケットで表情を変えるのも魅力。着回し力も申し分ない。(右)ジャケット5万3000円/エストネーション、(左)ジャケット3万6000円/エストネーション、ネックレス5万2000円/アリギエーリ(エストネーション) オールインワン/上と同じ
実はノースリーブではなく、ほんの少し肩をカバーするフレンチスリーブ。万が一ジャケットを脱ぐことになっても、肌見えが上品。一枚ではもちろん、そして上着を羽織ってと、オールシーズン活躍すること間違いなし。

トップス部分はもちろん、パンツの丈ギリギリまで裏地がきちんとついていて、インナーが透けにくい。*価格はすべて税抜きです。
問い合わせ先●エストネーション TEL:0120‐503‐971

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乙部 アン(おとべ・あん)
執筆家
会社員として勤務した後、女性誌の編集者を経て執筆家に。 現在ブログ「ANNE MAGAZINE」にて、 大人の女性に必要なファッション情報を発信するほか、パーソナルスタイリングや、ファッション講座などを定期的に開催。

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(執筆家 乙部 アン スタイリング=乙部アン 撮影=坂根綾子 写真=iStock.com)

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