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1万2000円相当のdポイントをJALのマイルに交換すると「2万5700円分の航空券」となる

プレジデントオンライン / 2020年2月19日 11時15分

■ポイントは別のポイントへ交換したほうが得だ

皆さんは買い物やクレジットカードの利用でたまったポイントを、どのように使っていますか。

例えばコンビニ利用時にためることのできる“Tポイント”や“dポイント”などは「そのままコンビニでの買い物に使っている」という方も多いかと思います。

ポイントはあくまでポイントであり、ためるだけでは意味がありません。しっかり使うことを意識できている方は、買い物上手だといえます。

ですが、ポイントの使い道は「加盟店でそのまま使う」だけではありません。ポイントを別のポイントへ交換(変換)することで、あなたの持つポイントがさらに輝くかもしれません。

例えばdポイントであれば、ためたポイントを日本航空(JAL)のマイルと交換することができます。

JALに乗ってdポイントをためることはできても、JALの支払いをdポイントで行うことはできませんから、ポイントを交換することにより、新たな使い道が生まれたといえます。

交換レートは2dポイントで1マイルのため、1万dポイントを交換した場合、5000マイルとなって一見割高感がありますが、JALマイルで羽田―伊丹の国内線航空券を交換するのに必要なマイル数は、6000マイル。つまり1万2000dポイントあれば、羽田―伊丹の国内線航空券と交換できます。

■コンビニなどで使うよりも、倍以上お得になっている

JAL国内線の羽田―伊丹は普通大人運賃が2万5700円ですから、1dポイントを1円としてコンビニなどで使うよりも、倍以上お得になっているのです。

航空券の価値は比較的高いため、その価値を見出せる人にとっては意味のある交換だといえるでしょう。

JALに限らず、ポイントをマイルに交換した際はお得感が高く、ビジネスでもプライベートでも使えるマイルは交換先として人気があります。

また、ポイントを持っていなくても「安く飛行機に乗るためにポイントを利用する」という使い方もできます。

アメーバの運営する“ドットマネー”では、関連サイトの“ドットマネーモール”で指定のアクションをこなすとポイント(同サイト内ではマネーと表記)がもらえます。

この中には、有料サイトの登録でポイントがもらえるものもあり、中には「月額1万円のサイトに登録すると、1万ポイントがもらえる」というものもあります。実質的に「ポイントを買う」ということができるのです。もちろん、月額制サイトは退会を忘れれば毎月料金が引き落とされますから、退会は忘れずに。

これで得たポイントは、東急グループの“TOKYU POINT”へ等価で交換することができます。

そして、このTOKYU POINTは、ANAマイルに75%のレートで交換可能。

つまりポイント交換を活用することで「1万円で7500マイルを買う」という荒技ができてしまうのです。ANAマイルは国内線のローシーズンであれば5000マイルで交換できます(0~300マイル区間の場合)から、東京と大阪を1万5000円以下で往復することも可能です。

ただし、ポイントへの交換は即時ではなく、数週間~数カ月かかる場合も多く、マイルでは航空券が交換できない期間や、特典航空券の取り合いにより席が取れないといったデメリットもありますが、交換という選択肢を知っておくと、毎日がもっとお得になるかもしれません。

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山野 祐介(やまの・ゆうすけ)
行動するお金博士
マネー事情に詳しいライターとして本誌でもおなじみのFP。クレジットカードやポイントにも詳しい資金運用のプロフェッショナル。複数の雑誌でマネー連載を抱え、お得な情報の受発信を精力的にこなす。2020年は「LINE Pay」クレジットに注目している。

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(行動するお金博士 山野 祐介)

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