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不倫ネタはまだまだ続けます…週刊誌記者たちは、渡部健の不倫女捜しに血眼だ

プレジデントオンライン / 2020年6月22日 18時15分

サイン本をファンに渡すアンジャッシュの渡部建さん(東京・SHIBUYA/TSUTAYA=2015年10月10日) - 写真=スポーツニッポン新聞社/時事通信フォト

■渡部さんの女癖の悪さは週刊誌界隈では有名だった

『週刊文春』がお笑いコンビ・アンジャッシュ渡部建さんの複数の女性との不倫行為を報じてから2週間近く経つが、まだまだ炎上が収まる気配がない。今回は世間の人たちがイメージしている表の顔と裏の顔のギャップがあまりにも激しかったのであろう。

しかし私は、驚くことはなかった。やっと渡部さんの悪行が表にでたか……というのが率直な感想だ。少し強がりになってしまうが、ここまで大きなスクープになるのであれば、私も本腰をいれて追いかけるべきであったという後悔の念がある。

私が「ネタ元」と呼ばれる情報提供者と港区のラウンジで飲んでいると、2~3年ほど前から渡部さんの話題をたびたび耳にしたものだ。その話はどれも女癖の悪さばかりであった。

今回の一番の炎上のポイントとなったのは、「多目的トイレ」というワードではないだろうか。本来、多目的トイレは身体の不自由な方や小さな子どもを連れている方が使用する場所である。そこを舞台に生々しい不倫が行なわれていたのも、主婦層の反感が次から次へと爆発し、炎上が収まらない原因であることは間違いないだろう。

■渡部さんと不倫した女の子を必死で探す週刊誌記者たち

文春砲の後、多くのネットメディアは追随するように渡部さんに関する記事を連発した。各メディアの編集者たちの話を聞く限りでは、どれもPVを稼ぐ「ドル箱」になっているようだ。となれば当然、私たち週刊誌記者も渡部さんと不倫をした女の子たちを必死になって探すことになる。

みな、通っているキャバクラの女の子たちを中心にラインを送り、なんとかして探し出そうとしたことだろう。私も同じように、いろいろなお店の女の子にラインをバンバン送った。「渡部さんと不倫した子を知りませんか? もし、話してくれたら謝礼もお出しできます」といった旨のラインを何十人と送った。港区を中心に遊びまわっているネタ元にもお願いのラインを送った。

1人だけ、過去に渡部さんと肉体関係をもったことがあるという女の子にヒットしたが、渡部さんが既婚者であることから訴訟のリスクがある。そのため、大々的に週刊誌の誌面で話してくれるまでは至らなかったが、「軽いコメントならしてもいいですよ」という返事があった。

「文春の記事は本当に正確だと思いますよ。港区女子の一部の間では有名なんですが、記事内にある『15分で終わった』というの話も、私の経験とも相違はありません。モノ扱いされていたと書いていますが、数十分で1万円ならいいんじゃないかなと私は思いますけど」

探せば探すだけ当事者が出てきそうだと、私をはじめとする週刊誌記者たちは感じている。しかし、「『週刊文春』のことだからすでに全部知っているのではないか」というあきらめの気持ちがあることは否めない。

■『週刊文春』のスクープの取り方

ここ数年、話題性のあるスクープを報道するのは『週刊文春』と相場が決まっている。同じ業界にいて、よくも毎週毎週大きなスクープを連発できるよなと感心してしまう。なぜ彼らのスクープは途切れることがないのか、知人の文春記者にその仕事内容を聞いてみたことがある。

「私たちの1週間は、1人5本のネタ出しから始まります。長年働いている先輩たちはいろいろなところにさまざまな人脈があり、毎回強いネタを出してきます。こんな有名芸能人と直でつながっているんだとびっくりさせられることも多々ある。それに加えて、文春というブランドがあるので、以前私が在籍していた週刊誌よりタレコミの質が段違いです。タレコミだけでページが作れるくらいです。なので、タレコミの精査をすることも仕事のひとつです」

そのあとはネタをタレこんできた本人を中心に、裏取りをする作業に入る。張り込みも行い、大きなネタになると記者やカメラマンふくめ10人以上を投入することもあるという。

「新谷学元編集長の『「週刊文春」編集長の仕事術』にもありますが、とにかくこれというネタが決まると徹底的に追いかけます。渡部さんは、『週刊文春』を発行している文藝春秋で本を出版していますが、そんなことはお構いなしですよ」

アイドルのグラビアページで成り立っているような写真週刊誌では、有名アイドルグループのスクープを取ったとしても、問答無用でお蔵入りだ。『週刊文春』にはそのような忖度(そんたく)がない。その点、『週刊文春』は公正なメディアのひとつなのではないかと思う。

■渡部さんの復帰は程遠い……

『週刊文春』の直撃取材を受けてから、渡部さんや事務所の対応は今までに例を見ないほど迅速なものだった。『週刊文春』が発売される2日前にはすべての番組を降板するという徹底ぶりだ。大手の広告代理店に勤務する者はこのように話す。

「傷口を最小限にしたかったんでしょうけど、あそこまで書かれてしまうと4~5年は復帰できないと思います。もちろん、開き直ってキャラを変えての再出発だと話を変わりますが。こういった場合、必ずどこかのメディアが違約金うんぬんなどと書きますが、本人が負うというケースはほとんどないんじゃないでしょうか。私たち広告代理店がかぶることが多いのが現状です」

佐々木希さんには離婚の意思がないため、慰謝料も発生しない。違約金などの負担が本人にかかってこないとすれば、経済的な打撃は少ないと見られる。ましてや、佐々木希さんの収入があれば、夫が働きに出なくとも余裕のある生活が送れそうだが……。

■バツ7ライターに渡部さんの不倫癖を聞いた

「多目的トイレで不倫」というショッキングな内容が報道され、ほとんどの読者が離婚を想定したことだろう。しかし、不幸中の幸いとはこのこと。前述したように、佐々木希さんは、「離婚の意思がない」「私が支えていく」と周囲に漏らしていることが、『週刊文春』の取材でわかった。はたして渡部さんは心を入れ替え、佐々木希一筋の愛妻家へ返り咲けるのだろうか。自身も不倫の誘惑に負け続けているという、「バツ7ライター」の日野氏(仮名・男性)に意見を伺った。

「これから先、渡部さんには茨の道しか待っておりません。結婚とは契約にほかならない。その範囲内において、違反行為をしたので夫婦関係の手綱は佐々木希さんが握ることになります。このような状態になると、よほど理解がある女性じゃない限り、何かあるたびにこの件を持ち出されることになります。これまで以上に、『どこにいるの? 仕事は何時に終わるの?』など、確認の連絡が多くなるでしょう。

結婚をしていることは幸せなことですが、一方で牢獄に閉じ込められているように感じることもあります。バツ7の身としてわかりますが、渡部さんも同じことを感じていたのではないでしょうか。私もそうですが、やめたいという気持ちはあってもやめられないのが不倫なんですよね」

治る病気はある。しかし、不倫は不治の病といってもいいのかもしれない。

(週刊誌記者血風録)

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