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超極秘テク! コンビニATMの手数料を無料にする方法がある

プレジデントオンライン / 2020年9月28日 15時15分

■コンビニATM手数料を無料にする極秘テク

2013年にソニー銀行が18歳以上の男女1037人に行った調査によると、調査回答者のコンビニATM利用による1年間の手数料総額は2952円だそうです。さらにこの調査によれば「すぐに使うお金を引き出したいとき」にコンビニATMを利用する割合は「給料日後の生活費を引き出したいとき」の3倍以上の割合となっており、支払っている手数料の多くは、引き出し時の手数料なのではないでしょうか。

銀行にもよりますが、コンビニATMで手数料が無料なのは平日の日中に限られ、夜間や土日祝日などは引き出しや預け入れに数百円の手数料がかかるのが一般的です。一回一回は大きな金額ではありませんが、年間約3000円が積み重なると10年で3万円、30年で9万円……意外と大きな額になります。

コンビニATMの利便性を損なわずに手数料で無駄遣いをしないためには、銀行の提供するサービスを最大限利用することが大切でしょう。

例えば、ソニー銀行ではコンビニATMを利用した出金が月4回、他行あてのネット振り込みは月1回は無料です。GMOあおぞらネット銀行ではコンビニATMの出金手数料が月2回、他行あての振込手数料が月1回は無料となっています(いずれも後述のランクが最低の場合)。

■手数料や金利を優遇する銀行もあります

また、ステージやランクといった名称で、その銀行や提携サービスへのアクションによって手数料や金利を優遇する銀行もあります。預金残高の額や給与の受け取り、証券口座の開設などで手数料が優遇される銀行が多いです。

中でも面白いのが、楽天銀行です。楽天銀行では「ハッピープログラム」と呼ばれるシステムがあり、毎月25日の預金残高もしくは26日~翌月25日の取引回数により手数料の無料回数が決まります。

残高300万円以上または取引が30件以上でステージが「スーパーVIP」となり、ATMが7回、振り込みは3回まで手数料無料となります。

「取引」とは他行への入金や振り込み、給与や年金の振り込み、公営競技や宝くじの購入、公共料金やクレジットカードの引き落としなどを指します。対象となるアクションは比較的多いものの、月に30件のアクションをする必要があり、ハードルは高めです。

ですが、公営競技のサービスをうまく利用すると、スーパーVIPまで効率よくステージを上げることができます。

楽天銀行から楽天競馬やボートレースなどの公営サービスに入金すると、1日1回までハッピープログラムの取引回数にカウントされます。入金は100円から可能で、入出金に手数料はかかりません。

ハッピープログラムにカウントされるのはあくまで入金であり、馬券や舟券の購入は任意となっているため、「公営競技に100円を入金→出金」を1日1回行い、月に30回繰り返すことで、持ち出しなしでスーパーVIPまでステージを上げることが可能です。特に楽天競馬は中央競馬だけではなく、地方競馬まで取り扱いがあるため、ほぼ毎日のペースで入金ができます。

また、送金アプリ「pring」でも、楽天銀行を利用したチャージ・出金が無料で行え、出金が月に3回までハッピープログラムのカウント対象となっています。公営競技で足りない件数はこれを使って埋めるといいでしょう。

ただし、グレーな方法のため公営競技の入金が対象外になる可能性もあります。今のうちに取引件数を稼ぐ方法を考えておくのも面白いのではないでしょうか。

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山野 祐介(やまの・ゆうすけ)
行動するお金博士
1991年生まれ。自らの節約生活をもとにした「1%でも安くしたいっ!」を月刊誌で連載中。節約術やお金の最新事情に精通。

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(行動するお金博士 山野 祐介)

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