YouTubeで0円ケチケチゴルフレッスン! 見るだけでうまくなるチャンネル6選

プレジデントオンライン / 2020年11月12日 9時15分

※写真はイメージです - 写真＝iStock.com／PhotoTalk

「ゴルフはお金持ちのスポーツ」。そんな価値観はもう古い。時代はYouTube全盛期。極限までコストカットして「90切り」を目指せ！

■素振れ！とにかく素振れ！

初ラウンドで160を出してから1年後。1カ月の練習費、移動費、ラウンド費計月額6000円以下で87を達成。私の実践してきたケチケチ上達術を伝授します。

まずは練習動画の選択。レッスンに行くお金は一切必要ないと断言できます。1度コースへ出ると、練習動画の検索ワードを「ドライバー上達法」とか「ダフらないコツ」などとしがちですが、本当にわかっていません。検索ワードは「ゴルフ　素振り」一択です。これで検索すると、握り方から振り終わりまでの一連を本当にゆっくり解説してくれます。目的を素振りに絞ることでスイングの本質を学ぶことができます。

練習場は家の屋上でも、夜中の河川敷でもどこでもいいのです。打ちっぱなし練習場でも構いませんが、そのとき重要なのは、1球の料金ではなく、打席料金、ナイター料金など、打たなくても取られるお金がないことです。あとパター練習が無料であること。車の方は駐車料金も気を付けてください。

■自分のスイング軌道を動画で撮ります

とにかく素振りです。用意するクラブはPWと7番アイアン、FWそしてパターの4本。動画で学んだとおりにクラブ1本につき100回。手が疲れて握る気力がなくなるまで振ります。50回につき1回、自分のスイング軌道を動画で撮ります。自分のスイング軌道とプロのスイング軌道を無料で比較してくれるアプリもあります。

最後に、5球ずつ20球打ちます。家の近くの練習場は朝限定で打席料金なしで1球10円ですので200円をここで消費します。最初は打球の方向・軌道に安定がありません。ただ、方向はよくも悪くもいずれ固まります。そこで初めて具体的な動画を見るのです。ここでの20球は練習場への感謝の気持ちですので、金欠のときには最初に強制的に出てくる1球（10円）だけ打っておきましょう（月10回として月2000円。何球打つかについては練習場のルールに従ってください）。

感謝の気持ちを示したところで、パター練習に行きます。無料ですので、とにかく練習します。検索のおすすめワードは「自宅　パター」です。パター練習はつまらないのですが、スコアアップにはもっとも近い方法です。

1～2カ月に1回はラウンドに行きましょう。条件としては、平日、早朝スルー、ゴルフサイトで一番安いところを見つけ、直営サイトもチェック、山岳コースを選択することです。

土日は必ずスルーを選択します。私の利用する笠間桜カントリー倶楽部はゴルフサイトで1900円前後ですが、直営サイトでは早朝プレーが選択できて1700円、冬ならもっと安くなります。また、ゴルフ場は都心から120キロメートルほど離れているため、早朝プレーを選択すると自然と午前4時前に高速道路に入るため、高速の深夜割引が適用されます。

もちろん激安のため、シャワーもロッカーも使わせてくれません。4人で行けば、高速代往復1人1300円程度です（帰りは通常料金）。燃料費は往復600円程度。ラウンドの目的は芝の上での感覚に目を慣らすだけですので、そんなに頻繁に行かなくてもいいです。マナーについては大変寛容なクラブですが、普段の練習と同じ靴で行くことだけは忘れずに（月3600円）。

山岳コースの崖、柵の外、林の中には大量のゴルフボールが落ちています。ここで拾ったものを使えば、さらに安くなります。しかし、その気持ちは痛いほどわかりますが、窃盗罪に問われる可能性があるのでグッと堪えましょう。総計5600円×12＝6万7200円。この方法で、私は160から87までスコアアップしました。