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「ついに天皇陛下が最後通牒」小室圭さんはすべてを記者会見で説明すべきだ

プレジデントオンライン / 2021年3月2日 17時15分

天皇誕生日の祝賀行事のため、皇居に入られる天皇、皇后両陛下=2021年2月23日、皇居・半蔵門[代表撮影] - 写真=時事通信フォト

■青天の霹靂ともいえる厳しい発言だった

2月23日の誕生日を前に行われた記者会見(2月19日)での天皇発言が波紋を呼んでいる。

事前に宮内庁記者会から提出されていた「眞子さんの結婚問題」について、こう答えたのだ。

「眞子内親王の結婚については、国民の間でさまざまな意見があることは私も承知しております。このことについては、眞子内親王がご両親とよく話し合い、秋篠宮が言ったように、多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っております」

眞子さんに対する“最後通牒”とも取れる内容に、記者たちの間に衝撃が走った。

眞子さんは愛子さんの姉代わりの存在でもあり、可愛い姪でもある。記者たちが予想していた答えは、「本人たちの意志に任せ、静かに見守りたい」というものだった。

記者から「多くの人が納得し喜んでくれる状況になるには何が必要とお考えか」という追加質問には、

「先程申し上げたこと以上のことは、今はお答えは差し控えさせていただきたい」と、それ以上は語らなかった。

この発言について週刊文春(3/4日号)は、「現状のままではお二人の結婚に『NO』を突き付けざるを得ないという“裁断”を、天皇が公の場で示されたのだ」と報じた。

青天の霹靂とでもいえる厳しい発言の背景には何があったのだろう。

■「私の気持ちを尊重してくださっている」はずが…

質問は1カ月前に提出された。「陛下はその間、推敲を重ねられてご回答を練ってこられました」(宮内庁担当記者=週刊新潮3/4日号)

「その内容は、ご結婚に重大な懸念を持たれていることがわかる手厳しいもの。陛下は事前に秋篠宮ご夫妻だけでなく、上皇ご夫妻にも内容を伝えられたでしょうから、相当な危機感とご覚悟の上での発言だったと思います」(宮内庁関係者=女性セブン3/11日号)

眞子さんは昨年11月中旬に自分の結婚についての「お気持ち」を公表した。その中で、私と小室圭との結婚が、生きていくために必要な選択だといい切り、そのことを「天皇皇后両陛下と上皇上皇后両陛下が私の気持ちを尊重して静かにお見守り下さっていることに、深く感謝申し上げております」と書いていたのだ。

小室圭との結婚は皇室全体の了解事項であるかのように記し、世間に訴えかけていた。

ところが、「会見での陛下は、その想いに応えるどころか、ご回答は実に現実的で、かつシビアなものでした」(宮内庁担当記者=同)

■平成時代の裁可を根本から覆すに等しい

第一、天皇が“他家”について言及することが異例中の異例なのだ。

結婚指輪
写真=iStock.com/kalender
※写真はイメージです - 写真=iStock.com/kalender

その上、この結婚については、上皇が天皇時代に「裁可」しているのだ。

「天皇が認めることで初めて、内親王の婚約内定は成立するものなのです。天皇陛下は裁可をされたご本人ではないとはいえ、“もう一度両親とよく話し合って”と取れる発言をされた。それは裁可を根本から覆すに等しい、非常に厳しい注文ではないでしょうか」(皇室ジャーナリスト=同)

父親の秋篠宮が昨年の誕生日会見で、「娘の結婚は許す」といった後で、「結婚と婚約は別だから納采の儀は行えない」「国民の多くが納得し、祝福してくれる状況にはない」と付け加えたことで、結婚問題の行方は不透明になってしまった。

さらに宮内庁の西村泰彦長官が記者たちに、「小室圭さん側に説明する必要がある」といい出した。この発言の裏には、この結婚に懐疑的な上皇后の考えがあるのではないかと、一部の週刊誌で報じられた。

宮内庁はあわてて打ち消したが、それはどうやら事実だったようだ。

また報道によると、秋篠宮は眞子さんの結婚問題についての悩みを、兄である天皇に相談していたようだ。

天皇は深い苦悩に打ちひしがれた秋篠宮の姿に同情し、何とか力になれないかと考え抜いた末にたどり着いたのが、この言葉だったのではないか。

■バラバラになった家族を再生させてほしいという表れか

天皇は家族を大事にすることで知られている。今回の会見でも、今年20歳になる愛子さんについて聞かれ、「将来のことも含め、私たちで相談に乗れることは、できる限りしてあげたい」「結婚のことも含めて、いろいろ将来のことも話し合う機会というものがあるかと思います」と、親子で話し合うことの必要性を語っている。

長女・次女と母親との確執、存在感を失いつつある父親、そんな秋篠宮家の現状を憂い、家族で話し合い、もう一度再生させるべく努力するべきだというメッセージが、今回の発言にはあるように思う。

この天皇の発言で、秋篠宮眞子さんと小室圭の結婚問題は、秋篠宮家だけの問題ではなく、皇室全体の問題に格上げされたことは間違いない。

小室圭母子はこれまで同様、だんまりを決め込んでいるわけにはいかないはずだ。小室圭が何らかのリアクションをしない限り、眞子さんが皇籍離脱してニューヨークへ駆け落ちするという選択肢しか、2人が結婚するためには残されなくなってしまった。

■小室圭に起死回生策はあるのか

私は、眞子&圭の結婚を応援する1人ではあるが、今回の天皇の発言は想定外だった。

今回も小室圭が動かないとすれば、「小室圭は眞子さんと結婚するにふさわしい人間ではない」という国民の声が圧倒的になり、流れは「結婚解消」へと向かうのではないかと心配している。

追い詰められた小室圭に起死回生策はあるのか。私なりに考えてみたい。

婚約延期後に、小室圭が「金銭トラブル」について自分の考えを表明したのはただ1度だけだ。

2019年1月22日に小室圭は母親佳代の「金銭トラブル」について文書を公表し、こう説明した。

まず、母親と元婚約者は2010年9月に婚約し、「母の再婚については私も嬉しく思いましたし、私自身も元婚約者の方とはとても親しくさせていただきました。婚約期間中、元婚約者の方から金銭的な支援を受けたこともあります」と、金銭援助を受けたことを認めている。

だがその2年後、突然、元婚約者のほうから婚約を解消したいという申し入れがあり、母親は憔悴したが、最終的には申し入れを受け入れた。

元婚約者のいい分では、佳代の金銭的な要求が度々なので、嫌気がさしたといっている。

■「返してもらうつもりはない」という説明が一転

問題になっているのは、次の行だ。

「母が婚約期間中に受けた支援については清算させていただきたいとお伝えしたところ、元婚約者の方から、『返してもらうつもりはなかった』という明確なご説明がありました。支援や慰謝料の点を含めて金銭的な問題はすべて解決済みであることを二人は確認したのです」

ところが、婚約を解消してから1年ほどたった平成25年(2013年)8月頃に、元婚約者から、「交際していた期間に負担した費用の返済を求める手紙を受け取りました」。驚いた母親は、「専門家に相談してアドバイスを受けるとともに、元婚約者の方と直接お目にかかって、ご要望には応じかねることとその理由をお伝えしました」

それ以来、向こうから連絡が入ることもなく、「元婚約者の方と自宅周辺で偶然お会いすることもありましたが、金銭の話題が出たことはありませんでした」

小室母子側は解決済みだと理解していたのに、秋篠宮眞子さんと婚約することになってから、元婚約者のコメントが連日報道されることになり、元婚約者の意向を測りかねて困惑したと書いている。

そして、「私も母も元婚約者の方からご支援を受けたことには今も感謝しておりますので、今後は元婚約者の方からご理解を得ることができるよう努めたいと考えております」としている。

■カネの亡者、守銭奴というイメージが貼り付けられた

当初、批判の声が巻き起こったのは、小室の母親がもらった金銭が借りたものか、贈与されたものかという「金銭トラブル」についてであった。

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写真=iStock.com/microgen
※写真はイメージです - 写真=iStock.com/microgen

だが、これは私も何度か言及しているように、元婚約者の一方的ないい分である。小室圭もいっているように、一度は“解決”したかに見えたのに、小室圭が秋篠宮眞子さんと結婚内定会見が行われた後、元婚約者が、小室圭の母親との間に金銭トラブルがあると週刊女性にタレ込んだのである。

私は、皇室と結婚する人間はスキャンダルを嫌がるはずだ、カネを払うに違いないと目論んだための売り込みだと、ここでも何度か書いてきた。

その目論見が外れると、小室家のプライバシーを暴きたて、週刊誌は話の裏も取らないまま、垂れ流し続けたのである。

息子の入学金や授業料、留学費用まで元婚約者にせびったカネの亡者、借りたものを返さない守銭奴というイメージが、小室母子に張り付けられたのである。

そのメディアで作り上げられたイメージがひとり歩きして今日まで来ている。秋篠宮夫妻、上皇夫妻、天皇夫妻も、少なからずその色眼鏡で小室母子を見ているのだ。

小室圭はこの文書で、そうしたイメージは作り上げられたもので、本当の自分と母は、そのような人間ではないことを訴えなければいけなかったのだ。

だが、この文面からは、そうした意図は汲み取れない。ただ自分たちの“正統性”をいい立てているだけである。

■母子の人間性が、皇室全体から問われている

私がこれを読み返して一番気になったのは、小室母子が、一時は共に家庭を営もうと考えた相手、それも相当な資金援助を受けた相手にもかかわらず、感謝の気持ちが少しも感じ取れないことであった。

婚約解消後も、近くに住んでいたそうだから、世話になったことを感謝することはもちろん、秋篠宮眞子さんとの婚約内定会見の前に、今回こういうことになりましたといいに行くぐらいはするべきだった。たとえ、金銭トラブルがあってもだ。

また、秋篠宮から「多くの国民に理解され、祝福されるようにしろ」という忠告も聞き流し、何のリアクションも起こさなかった。

厳しいいい方をするが、今問われているのは金銭問題ではない。この母子の人間性が、秋篠宮夫妻、上皇上皇后、天皇皇后から問われているのである。

■秋篠宮夫妻と話し合い、会見を開くべきだ

天皇は小室圭の名前は出さなかったが、眞子さんに父親と相談しろといったのは、本当に結婚する気があるのなら、小室圭よ、すぐに秋篠宮夫妻と話し合い、多くの国民の理解を得るために、何らかの形で説明する機会をつくれと申し渡したのだ。

文書ではだめだ。小室圭という人間が眞子さんにふさわしいかどうか、会見を開いて語るべきだ。

自分の言葉で眞子さんへの愛情を語れ。小室圭がどんな人間か、すべてをさらけ出し、ありったけの言葉を繰り出して、国民に理解してもらうのだ。

会見に弁護士はいらない。眞子さんには出てもらったほうがいい。小室圭1人では、手ぐすね引いている記者たちの餌食になる。眞子さんがいれば、記者たちの突っ込みも少しは和らぐはずだ。

2人が本当に愛し合っていること、将来の生活設計をどう考えているのかを、口さがない記者たちに、わけもわからずにこの結婚に異を唱えている国民に分かってもらうのだ。

■小室圭の“本気度”が問われている

一世一代の大勝負だが、これをしない限り、2人で駆け落ち婚をしてニューヨークで暮らしていくにしても、一生、世間の好奇の目から逃れることはできないと知るべきだ。

週刊新潮に、ノルウェー王室のメッテマリット王太子妃のケースが参考になるとある。

2000年末にホーコン王太子との婚約が決まったのだが、彼女が3歳の子どもを持つ未婚の母であること、子どもの父親は麻薬取引で逮捕歴があり、彼女自身も夜ごとのディスコ通いやドラッグパーティーに参加していたことが報じられた。

当然ながら、この結婚に国民が猛反対して、ノルウェー王室の支持率が9割から5割近くまで下落してしまった。

「民間人として臨んだ記者会見でメッテマリット妃は自らをさらけ出し、“私の過去を受け入れるのは難しいという人がいることは理解できます。でもこれからの私を見守ってほしい”と懺悔し、涙ながらに訴えたのです。ここからメディアは“悔い改めたシンデレラ”と報じ、7割の国民が結婚を支持するに至りました」(名古屋大学大学院の河西秀哉准教授)

これに比べれば、眞子さんと小室圭の結婚のハードルはそう高くはない。小室圭の“本気度”が問われている。(文中敬称略)

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元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任する。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『編集者の教室』(徳間書店)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)、近著に『野垂れ死に ある講談社・雑誌編集者の回想』(現代書館)などがある。

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(ジャーナリスト 元木 昌彦)

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