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「五輪開催は人命軽視」そんな空気は日本の金メダルラッシュで一変するはずだ

プレジデントオンライン / 2021年5月31日 17時15分

※写真はイメージです - 写真=iStock.com/Ryosei Watanabe

東京オリンピック・パラリンピックの開催をめぐって世論が割れている。ライター・編集者の中川淳一郎さんは「いまは東京五輪の中止を求める声が大きいが、五輪が実施されれば、日本は多数のメダルを獲得するだろう。そうなれば空気は変わる。メディアは手のひら返しで、祝勝ムードを盛り上げることだろう」という──。

■「五輪反対」を叫ぶと称賛される開催国・日本

いま、世間から「常識人」「人道派」「人権派」「人格者」と思ってもらえる、簡単な方法がある。それは、東京五輪の開催に反対することだ。

たとえば『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)に登場するコメンテーターで、テレ朝社員でもある玉川徹氏が番組内で口にした「五輪開催強行はギャンブル。賭け金は日本人の命と健康」などは、まさに典型的な言葉であろう。その他、具体的な氏名は挙げないが、多くの著名人、そして野党議員が五輪中止を強く訴え、拍手喝采を浴びている。

また、ネットメディアも「五輪反対!」の側に回れば多数のアクセスを稼ぐことができ、読者から称賛されることに気づいたらしく、下に列記したような批判的記事を頻出させている。なかには「海外メディア様も怒っている!」という必殺技を繰り出し、“日本国内だけでなく世界中で懐疑的に見られている東京五輪”というムードの醸成に余念がない媒体もある。とりわけ東スポWebはアンチ五輪特需に振り切った印象で、徹底的に五輪反対の論調で進んでいる。いい金脈を得たと判断したのだろう。

・【東京五輪】印メディア IOCコーツ副会長を痛烈批判「争いを巻き起こすことに成功した」(東スポWeb 5月23日)
・日本の医師による「東京五輪株」危惧発言が海外で大波紋(東スポWeb 5月28日)
・枝野氏、五輪「命を犠牲にしてまで」バッハ会長発言で(朝日新聞デジタル 5月23日)
・IOCバッハ会長、五輪のために「犠牲を」反発必至(毎日新聞電子版 5月24日)
・松本人志、IOCコーツ氏「緊急事態宣言下でも東京五輪開催」発言を批判(マイナビニュース 5月23日)

■開催賛成派は「人命を軽視する非道な連中」なのか

さらに、5月26日の朝日新聞社説「夏の東京五輪 中止の決断を首相に求める」も典型的だった。一部引用する。

〈何より大切なのは、市民の生命であり、日々のくらしを支え、成り立たせる基盤を維持することだ。五輪によってそれが脅かされるような事態を招いてはならない〉
〈誰もが安全・安心を確信できる状況にはほど遠い。残念ながらそれが現実ではないか〉
〈十全ではないとわかっているのに踏み切って問題が起きたら、だれが責任をとるのか、とれるのか。「賭け」は許されないと知るべきだ〉

これはもう、五輪反対派、そして「コロナウイルス、ヤバ過ぎ」派、「日本アホ過ぎ」派の言いたいことがすべて網羅された、見事な社説である。

こうした反対派の語る論は「現在の日本のような感染爆発国に外国の人々を招いて、国際社会に迷惑をかけてはいけない」「海外から変異株がやってきて、日本の状況がさらに悪化したらどうする」「子どもたちの運動会は容赦なく中止するのに、なぜ五輪は開催できると思うのか」「錦織圭選手のような有力選手も反対している」「日本のようなワクチン後進国で五輪などできるわけがない」といった考え方に基づいている。

いずれにしても「五輪を開催すると生命に危険がある」という前提に立ち、「スポーツ大会よりも命のほうが大事に決まっている」「よって、開催賛成派は人命を軽視する、非道でゲスな連中」というロジックを構築する。

■五輪開催を曲げないIOCは冷静

ただ、私のように「新型コロナはそこまで恐ろしいウイルスではない。なにしろ若者がほぼ死なないのだから」という考えを昨年5月以来、一貫して抱き続けている人間からすれば、IOCコーツ副会長の「緊急事態下でも東京五輪を開催する」発言は極めて合理的であり、なにも違和感をおぼえない。

緊急事態宣言新聞
写真=iStock.com/Yusuke Ide
※写真はイメージです - 写真=iStock.com/Yusuke Ide

それどころか「あぁ、海外から冷静な目で見れば、日本の状態は『ヤバくない』のだな」と励まされたくらいだ。しかし、メディアやSNSで発言する人の多くは「コーツ発言、けしからん!」で一致している。

コーツ氏のこの発言には、「IOCは東京五輪の中止・延期を選択肢に加えるつもりはない」という強い意志が込められているだろう。よって、反対派がなにを言おうと、このまま開催に至る可能性が高まったと私は見ている。

■五輪開催後の未来予想図とは

そこでがぜん興味が湧くのが、反対派の今後の言動である。彼らがどんな反応をするか、軽く予想してみよう。

真っ先に想像できる未来は、これだ。

「日本選手が金メダルを取っても、素直に喜ぶことができない」

これまでさんざん「中止せよ!」「スポーツに浮かれていられるような状況じゃないだろ!」と叫んでいたのだから仕方ない。過去に自分が残した発言を呪うしかないだろう。世間の祝勝ムードに流されて「やった! おめでとう○○選手!」「素晴らしい試合だった!」なんてSNSなどで発言しようものなら、「アンタ、五輪に反対してたよな?」と嘲笑されるのは間違いない。

もうひとつ考えられるのは、会期中、反対派が血眼になって粗探しをする状況だ。とにかく悪いことが起きるのを期待するのである。いや、反対派はすでに、悪い材料を探すことを一番の目標にしているフシすらある。

それこそ以下のような状況が生じたとなれば、自身が唱えてきた反対論が補強されるので、「ほれ見たことか! 私はずっと危険性を訴えてきた」と大騒ぎすることだろう。

・選手村でクラスター発生。
・これまで日本に存在していなかった、外国の変異株(その国がアフリカや中東だと、なおよし)が発見される。
・東京の陽性者数が1日1000人を超える。
・外国人の陽性者対応で医療施設が逼迫、言葉の問題も発生して大混乱に。

そして、お決まりの「政府は人命を軽視している」論に繋げていくわけだ。

■日本はきっと、多数のメダルを獲得する

どんなに自説をこねくり回し、妥当性を主張したところで、反対派は結局「無事に開催される」ことよりも「開催されたばかりに状況が悪化する」ことを暗に願っているような不心得者なのである。“人命重視”という金科玉条を掲げながら自らの立場を強化し、政権批判に結びつけることを最重要視しているのだから。

今回の五輪で、開催国である日本は多数のメダルを取るだろう。それは過去大会の実績を見ても、容易に予想できる。いわゆる“地の利”というやつだ。たとえば、長距離を移動してくる海外選手に比べて移動の負担が圧倒的に軽く、時差や食事などコンディションに関わる心配事も少ない。選手村に入る直前まで、使い慣れた練習施設で最終調整することも可能だし、環境順応の面でも有利だ。

加えて、今回の東京五輪は開催が危ぶまれていたこともあり、国によって、競技によってはトレーニングのペースが上がらず、調整不足で東京入りするケースも少なくないだろう。もちろん、自国のコロナ事情が影響して、日常の練習すら満足にできなかった選手もいると考えられる。

つまり、日本人選手は従来の開催国が享受していた以上のアドバンテージを持って、競技参加できるのだ。

■「開催国有利」は過去の五輪を見れば明らか

それでは、過去の五輪開催国の金メダル数および総メダル数、さらにその前後大会の金メダル数と総メダル数を見てみよう。前回のリオ大会のみ、その前の2大会の結果を示す。

【1996年 アトランタ五輪(アメリカ)】
1992:37/108
1996:44/101
2000:37/93
【2000年 シドニー五輪(オーストラリア)】
1996:9/41
2000:16/58
2004:17/50
【2004年 アテネ五輪(ギリシャ)】
2000:4/13
2004:6/16
2008:0/3
【2008年 北京五輪(中国)】
2004:32/63
2008:48/100
2012:38/91
【2012年 ロンドン五輪(イギリス)】
2008:19/51
2012:29/65
2016:27/67
【2016年 リオ五輪(ブラジル)】
2008:3/17
2012:3/17
2016:7/19

これらの傾向を見ると、前回リオ大会で12個(歴代2位、最高はシドニーの16個)の金メダル、そして史上最多の41個のメダルを獲得した日本は、今回の東京五輪において、ある程度の上乗せが期待できる。たぶん金メダル数は、シドニー大会の16個を超えてくるだろう。

■国民はメダルラッシュに沸き立ち、世論が変わる

日本がメダルラッシュともなれば、世間のムードは簡単に変わる。テレビでは、日本人選手が金メダルを獲得するたびに速報が出て、その夜のニュース番組のスポーツコーナーで選手を称える映像が大量に流れるだろう。スタジオのキャスターや解説者は大興奮。選手も生中継のインタビューで番組から番組をハシゴし、ツイッターは喜びと祝福の声だらけになる。

金メダル
写真=iStock.com/PeskyMonkey
※写真はイメージです - 写真=iStock.com/PeskyMonkey

一方、そんなお祝いムードを横目に、反対派は押し黙るしかない。あるいは、反対派の伝家の宝刀がまた抜かれるのだろう。「日本がすごいのではない。努力をした○○選手がすごいだけなのだ!」という、いつものアレだ。そして、菅義偉首相が電話で選手に祝意を伝えたりしようものなら、「スポーツの政治利用はけしからん!」「低迷する支持率を上げるため、コロナ対策の無策を隠蔽するために選手を利用するな!」などと食ってかかる姿が目に浮かぶ。

これらの発言は、今回に限らず五輪のたびにネットに書き込まれる定型句だ。とにかく彼ら──今回、反対派に回っているような、理知的を気取ったウルサがたの連中──は、国別対抗形式の五輪で日本選手が大活躍したことを国民が率直に喜んだり、与党の政治家が祝意を表明したりすると、こうして水を差してくる。もうさ、キミたちは邪魔なだけだから、スポーツに口出ししないでくれないかな。

■多くのメディアが節操なく手のひら返しする

さらに指摘しておきたいことがある。メディアの節操のなさについて、だ。

これまで、あの手この手で五輪に反対してきたメディアの連中は、一体どのツラ下げて金メダル獲得を報じるのだろうか。恐らくクルリと、180度の手のひら返しをして「見事だ!」「感動をありがとう!」「震えた!」などと騒ぎ立てることが目に見えている。だが、十中八九「五輪反対派メディアの華麗なる手のひら返しをご覧くださいwww」といったまとめがネットに登場し、開催前の報道と金メダルラッシュ後の論調の差が比較されるだろう。

そう、1995年、「日本人がMLBで活躍できるわけがない」と野茂英雄をコキおろしたメディア(あえて名前は挙げない)が、過去の自分たちの発言を「なかったこと」にして、その後は褒めそやす論調へと変節したように。付け加えておくと、このメディアは2001年、MLB初の日本人野手として海を渡ったイチローについて「日本人投手は成功したが、野手は無理」とイチローをコキおろし、その後、同じ道を辿った。五輪でも、これと似たようなことが起きるのである。

■五輪反対派の希望は「コロナ禍の悪化」

とはいえ、徹底的に五輪反対を訴えてきたメディアのなかには、自説を変えることなく、硬派を貫く者もいるかもしれない。彼らにとっての希望は、やはりコロナである。たとえば、こんな特集を組むことが考えられる。これらはテレビの情報番組を念頭に置いている。

・「恐怖! インド株より感染力強い? パキスタン株が東京で発見! 同国五輪関係者が陽性に」
・「国立競技場、東京体育館など会場の感染対策はキチンと機能しているのか? 岡田晴恵教授とともに考える」
・「夜の新宿歌舞伎町、ゴールデン街に酩酊ノーマスク外国人集団登場! 日本人自粛警察はビビって声もかけられず──徹底検証! クラスター発生の危険性」
・「ワクチン接種拒否選手続々……このままで安全な五輪運営は維持できるのか?」
・「金メダル有力候補・○○選手、決勝進出決定後にPCR陽性が判明。濃厚接触者20名は全員隔離。決勝は中止に! わかり切っていた危険性――政府・組織委・IOCの責任は?」
・「“7月末までに高齢者3600万人へのワクチン接種完了”が暗礁に……それでも五輪を強行する恐怖の地獄絵図」

こんな調子で、これまでの1年4カ月、脅えに脅えたテレビ視聴者の恐怖心を維持し、より強化するべく、競技の結果には目もくれずに「五輪とコロナ」に絞った特集を展開するだろう。

■「今、どんな気持ち?」とおちょくられる五輪反対派

いやまあ、これまでイヤというほどコロナの恐怖を喧伝し、五輪に反対してきた番組は、いくら日本選手団のメダル獲得が続いたとしても、これくらい初志貫徹して気骨のある企画を連日繰り出していただきたいものである。皆さんにはコロナにビビりまくってる人々が味方としてついている。

こうした視聴者は、コロナが恐ろしいものであり続けてくれたほうがむしろ安心するくらいなので、彼らの精神安定のために、ぜひとも上記のような企画を流し続けていただきたい。なんて言いつつ、私は過去の五輪同様、日本選手が金メダルを取ったら素直に大喜びするけどね。

老婆心ついでに、五輪反対派の著名ツイッターユーザー各位にも予言しておこう。あなたがこれまでに発した反・五輪関連のツイートは、すでに多くのユーザーがスクリーンショットを撮って、手元に残している。いざ五輪が始まって、あなたが日本選手の金メダル獲得を喜ぶようなツイートをしようものなら、「あれ~○○さん、五輪反対だったのに、○○選手の金メダルを喜んでいるんですか? さんざん批判していましたよねw」なんて、スクショと共に揶揄されるから、覚悟しておくように。

また、過去に残した反対発言のせいで世間のお祭り騒ぎに乗れず、徹底的に五輪無視のスタンスを維持する人に対しては、以下の絵が貼られるなどして、煽られたり、おちょくられたりするだろう。

クマ-AA_今どんな気持ち?

ちなみにこれは、「2ちゃんねる」といったネット掲示板が華やかなりし2000年代に出現したアスキーアート(文字や記号で表現された絵)のひとつで、歴の長いネットユーザーにはわりとお馴染みのものだったりする。

■新型コロナの終息は「気持ち」次第

政府分科会の尾身茂会長は、2021年3月の参議院予算委員会で次のように発言している。

「今年の冬からさらに1年ほどがたてば、このウイルスに対する不安感や恐怖心が、だんだんと季節性インフルエンザのような形になっていくと考えている。多くの人がインフルエンザと同じような気持ちを持ったときが、いわば終息のような感じになるのではないか」

要するに「新型コロナの終息は、人々のお気持ち次第」と言い放ったわけだ。

厚生労働省が発表したデータ(新型コロナウイルス感染症の国内発生動向:2021年5月26日18時時点)を見ると、日本におけるコロナの死亡者数は全体で1万775人となっている。そのうち、10代以下は0人(0%)、20代は7人(0.06%)だから、「感染したとしても若者は滅多に死なない」という認識は、決して間違っていない。対して、70代以上は9529人(88.4%)であり、60代以上も含めると1万320人(95.8%)となる。つまり、コロナで亡くなっている人の大多数は高齢者なのだが、私はこれを「寿命」と捉えてもいいと思っている。

■五輪は「国民総洗脳状態」を脱する絶好機

いずれにせよ、私がかねて主張している「新型コロナにビビりすぎるばかりに、未来ある若者の貴重な成長機会が犠牲にされたり、働き盛りの現役世代が満足に仕事に取り組めなくなったりするなんて、バカげている」という持論を変えるつもりはない。そして、このウイルスになぜ多くの人がビビってしまったかといえば、五輪反対派の皆様が過度に危機感を煽ったことも多分に影響していると考えている。

そんな、国民が総洗脳状態に陥っているような現状を打開する好機として、東京五輪を捉えてみてはどうだろう。日本の金メダルラッシュが、日本人の「お気持ち」を劇的に変えてくれるかもしれない。もっとも、反対派はどんな展開になろうと、コロナに関する悪い材料を必死になって探すに違いない。実にあまのじゃくな行動様式である。

最後に、日本代表として東京五輪に参加する選手の皆さんに提案したいことがある。見事、メダルを獲得した暁には、番組行脚などをする場面で「そういえば○○さん、五輪開催に反対していましたよね? いま、本気で私のことを祝福してくれていますか?」と、司会者やコメンテーターに対してチクリと皮肉を言ってみてはどうだろう。アスリートとして真摯に練習に励んできたあなたのことを、それとなく軽んじるような発言を彼らは重ねてきたのだ。嫌味のひとつくらい言ってもバチは当たらない。

高確率で期待できる日本人選手の金メダルラッシュは、「とにかく悪い材料を探す」ことに躍起になってきた「コロナ、ヤバ過ぎ」派の日常をぶち壊してくれる可能性がある。それでも世間の風が変わらなかったら、いよいよ日本人の集団ヒステリーも末期症状。閉塞感に包まれた暮らしが、これから何年も続くことになるだろう。

そうなれば「一生マスク生活」なんて暗黒社会も、決して絵空事ではなくなってくる。

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【まとめ】今回の「俺がもっとも言いたいこと」
・東京五輪は、新型コロナウイルスを過度に恐れて閉塞感に覆われている日本社会の空気を変える、絶好機と捉えるべき。
・五輪反対を叫んできたメディアやSNS上の発信者たちが、開幕後にどのような言動を見せるか、ぜひ注視しておこう。

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中川 淳一郎(なかがわ・じゅんいちろう)
ライター
1973年東京都生まれ。1997年一橋大学商学部卒業後、博報堂入社。博報堂ではCC局(現PR戦略局)に配属され、企業のPR業務に携わる。2001年に退社後、雑誌ライターや『TVブロス』編集者などを経て、2006年よりさまざまなネットニュース媒体で編集業務に従事。並行してPRプランナーとしても活躍。2020年8月31日に「セミリタイア」を宣言し、ネットニュース編集およびPRプランニングの第一線から退く。以来、著述を中心にマイペースで活動中。著書に『ウェブはバカと暇人のもの』『ネットは基本、クソメディア』『電通と博報堂は何をしているのか』『恥ずかしい人たち』など多数。

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(ライター 中川 淳一郎)

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